2023.05.02 ECモール
メルカリ、生成AI/LLMの専門チームを設置…グループ内の課題解決へ
(株)メルカリは1日、生成AI・大規模言語モデル(LLM)の活用を通じた、メルカリグループ内横断の『生成AI/LLM専門チーム』を新たに設置した。グループ内の生産性向上やプロダクト実装による課題解決を目的にしている。

社内のさまざまな場面・プロダクトに活用する環境整備へ
生成AI・LLMの登場により、今後さまざまな分野でのイノベーションが期待されており、メルカリグループ内においても多くの用途で活用される可能性が秘められている。
専門チームを通じ、まずは生成AI・LLMを社内のさまざまな場面やプロダクトに活用していくための環境を整備し、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」をミッションに掲げるグループの非連続な成長に貢献する成果の創出をめざしていく考えだ。
なお、生成AI/LLMの活用にあたっては、メルカリの研究開発組織「mercari R4D」とともに、これまで行ってきたAI分野における倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Issues/ELSI)の研究の知見を活かし、データセキュリティやガバナンス、プライバシー、AI倫理などに配慮したガイドラインの策定を行い、実装を進めていくとしている。
US版メルカリ、ChatGPT搭載の買い物アシスタント「Merchat AI」を発表
また、メルカリのグループ会社Mercari, Inc.(米国カリフォルニア州)は4月、米国で展開しているマーケットプレイス「US版メルカリ」で、ChatGPTを搭載した新しいチャットボット型の買い物アシスタント「Merchat AI」のベータ版を発表している。
ユーザーは、中古品の検索・閲覧だけでなく、「Merchat AI」とリアルタイムで会話することで、オススメ商品を見つけることができる。「Merchat AI」は、大規模言語モデルChatGPTを活用して、メルカリに出品された数百万点に上る商品を数秒で調べることができ、チャットで入力された要望に基づいて、オススメ商品をリアルタイムで表示する。
同社は、生成AIがユーザー体験を持続的に改善していくための新しい手がかりになり、メルカリでの出品や購入をさらに魅力的にしていく手段になると期待している。
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