2023.04.20 通販会社
ベネッセ、人材情報サービス開始へ…労働情報DBの米・SkyHive社と提携
(株)ベネッセホールディングスは19日、人工知能(AI)を活用したグローバル人材情報ソフトウェア企業SkyHive Technologies Holdings Inc.(本社・米国デラウェア)へ1000万米ドル(約13億円)の出資を内容とした資本業務提携契約を締結したと発表した。提携により、ベネッセは日本市場におけるSkyHive社の中心的パートナーとなる。

学習コンテンツを一気通貫で提供することが可能に
ベネッセは、SkyHive社が持つAI技術を基に、企業に対して従業員のスキルの可視化と分析、リスキリングに適切な学習マネジメント、Udemyをはじめとした学習コンテンツ提供を一気通貫で行うことが可能になり、企業の人的資本経営支援を強化する。また、SkyHive社が世界で培ったリスキリングによる組織変革の知見を、日本でも活用することが可能となる。
ベネッセは、2023年度内にUdemy Business導入企業・検討企業へのサービス提供開始を予定。SkyHive社との新たなプログラムを開発・展開していくだけでなく、将来的には個人や中小企業、自治体などへの展開も検討していく考えだ。
日本では、少子化による労働力人口の不足が見込まれ、今あるスキルに「学び足す」、リスキリングが急務とされている。しかし、欧米諸国と比べ、従業員の職務内容が限定されない総合職採用が中心のため、「従業員が現在持つスキル」と、「将来必要なスキル」の可視化がしづらく、従業員と組織の間でキャリア設計に対するミスマッチがあった。
サービス提供イメージ(スキル診断~タレントマネジメントまで人的資本経営に必要なサービスを一気通貫で提供)
学習マネジメントに加え、新キャリア機会の創出・組織競争力の向上を支援
この課題解決に向け、ベネッセとSkyHive社は、従業員が持つスキルを可視化し、企業の人材戦略に合わせた学習マネジメントだけでなく、新たなキャリア機会の創出を図り、組織の競争力向上に向けた取り組みを一気通貫で行う。
提供するサービスは、SkyHive社が持つ労働市場情報のデータベースとAI技術を基に、職務経歴書などから、従業員が現在持つスキルの可視化を行い、「技術的失業リスク」や「今後のキャリアの可能性」を診断。現在のスキルと将来必要となるスキルのギャップ情報を基に、個人に最適化された学習コンテンツをリコメンド。Udemyやベネッセが提供するその他人材育成サービスによるリスキリングの実施などを挙げている。
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