2023.02.09 調査・統計
産直EC利用者の6割超が「食材購入で失敗した経験あり」
信州の食材や特産品を届けるオンラインサービス「わいわい広場」を運営する(株)YAYが8日発表した『産直EC利用者実態調査』によると、利用者の半数が産直ECを変えた経験があり、理由の6割強が不満によるもの。その7割強がサイトに対しての不満だった。

購入時に重視するポイントは1位「値段」・2位「名産・特産品」に
2022年9月30日~10月2日、産直EC(生産者から消費者に直接販売するECプラットフォーム)利用経験者1022人に聞いた。それによると、利用頻度は「不定期で利用している」が20.7%で最多。「月に1回」が18.0%、「3か月に1回」が13%で続いていた。
では、どんな時に購入するのか。「普段の食事で使うため」(35.3%)」が最も多く、次いで「特定の地域の特産品を購入したい時」(23.7%)、「珍しい食材があった時」(19.8%)」。日常使いがトップではあるものの、特定の食材を購入する際に利用する人も少なくなかった。
食材の購入時に重視していることは、「値段」(58.0%)、「名産・特産品」(54.2%)、「商品説明」(29.9%)。産直ECサイトを選ぶときに重視しているポイントは、「豊富な商品ラインアップ」(54.9%)、「使いやすいサイト設計」(40.0%)、「出品されている商品量」(21.2%)」と続いた。
失敗の理由は「届いた商品のイメージが違った」など
「産直ECで食材を購入して失敗したと感じたことがあるか」という質問には、61.7%が「ある」。理由は、「画像を見て注文したが、届いた商品はイメージとは違っていた」「海鮮食品は失敗することが多い。サイトの写真とサイズ感が違っていたことも」「過度に期待すると少しガッカリすることもある」「味のイメージが思っていたのと違っていた」など。
失敗した経験に続き、産直EC利用者全員に利用していた産直ECを変えた経験について聞いたところ、50.3%が「ある」と回答。理由は、65.5%が「不満があったから」。深掘りしてみると、「産直ECサイトへの不満」が75.4%に達していた。
「他の産直ECでお値打ちの商品を見つけた」「欲しい商品が品切れで在庫が無かった時期があったから」「商品が思っていたものと違っていて、問い合わせをしてもあまり良い対応ではなかった」「サイトが見にくく商品を探すのに時間がかかる」などが主な理由だった。
「今回の調査で、産直EC利用者の実態が分かった」とYAY。「商品のラインアップやサイト設計といった産直ECサイト側への不満により、半数がサイトを変更した経験があるようだ。産直ECサイトといっても、さまざまなサイトがある。利用者側は選び方、産直ECサイト側は利用者に向けた改善のための参考としてみてはいかが」と振り返っている。
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