2023.02.03 通販会社
MonotaRO期末決算、ネット通販などが好調で増収増益
工業用間接資材通販の(株)MonotaROが2日発表した2022年12月期(22年1月~12月)によると、売上高は前期比19.1%増の2259億7000万円、営業利益は同8.6%増の262億1300万円、純利益は同6.3%増の186億5800万円となった。

事業者向けネット通販は注文単価・顧客数増で増収
増収増益を達成した。モノタロウ単体の売上高は、前期比18.7%増の2166億3800万円、営業利益は同10.4%増の270億8500万円。事業者向けネット通販事業は、注文単価増と顧客数増を背景に増収。販売管理システム事業(大企業連携)は同39.0%と、引き続き高い成長を維持した。利益面では。売上高と売上総利益率(前期比+0.6p)は改善されたが、販売管理費率の上昇(同+1.6pt)により、営業利益率は同-0.9ptとなった。
今期も、検索エンジンへのインターネット広告の出稿と同社ウェブサイトと、検索エンジン最適化(SEO)の取り組みを主軸とした新規顧客の獲得を強化。メールや郵送チラシによるDM、日替わりでの特価販売、カタログの発刊・送付などによる販促活動を積極的に展開した。
カタログは、2月下旬に17.4万点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ RED BOOK 2022春 VOL.18」(全13分冊、発行部数約310万部)、9月下旬に、25.5万点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ RED BOOK 2022秋 VOL.18」(全10分冊、発行部数約131万部)を発刊。ウェブサイト上の取扱商品としては約1900万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約51.8万点を取り揃えた。
また、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムと連携を通じた間接資材の販売に関しても、顧客数、売上ともに順調に拡大。これらにより、今期中に122万7175口座の新規顧客を獲得し、期末現在の登録会員数は800万6494口座となった。
4月に「猪名川ディストリビューションセンター」を稼働
4月には、物流の出荷能力・保管能力の基盤強化のため、兵庫県川辺郡に「猪名川ディストリビューションセンター」(延床面積約19万4000㎡)の稼働を開始した。また、26年度稼働開始をめざし、東京・関東エリアの新DCの設置を茨城県内に計画している。
韓国子会社のNAVIMRO Co., Ltd.の売上高は前期比21.0%増の80億3000万円、営業利益は同17.9%増の1億9000万円。インターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させるとともに、取扱商品及び在庫商品の拡充を進めた。
23年12月期の連結業績は、売上高が2651億9500万円(前期比17.4%増)、営業利益が320億3000万円(同22.2%増)、純利益は227億8900万円(同22.1%増)と予想した。
リスティング広告の出稿と検索エンジン最適化(SEO)の取り組みを主軸とした積極的な顧客獲得活動とともに、必要な商品をより簡単に見つけて注文まで完結できるウェブサイトへの改善や、在庫商品とサプライヤー直送商品を含む当日出荷商品の拡充、スピーディーで効率的な配送ネットワークの強化などにより、既存顧客への販売も強化する方針を示している。
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