2023.02.01 行政情報
ペット用品の通販で消費者トラブル急増、国民生活センターが注意喚起
(独)国民生活センターは1日、ペット用品のインターネット通販で消費者トラブルが急増していることを受けて、申し込み前に定期購入契約となっていないか、解約条件が明記されているかなどを確認するよう、消費者へ注意を呼びかけた。

国民生活センターによる発表(1日午後、東京・品川)
国民生活センターによる発表(1日午後、東京・品川)
昨年4月~12月に1271件の相談
消費者からの相談を集約する国のPIO‐NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に2022年4月~12月の期間、ペット用品のネット通販に関する相談が1271件寄せられた。前年同期の799件から急増している。
要因として、ネット通販の普及に加え、ペットの長寿化を背景としたペット用薬・サプリメントの需要拡大、新規参入業者の増加などを挙げた。
いつの間にか定期購入、商品が届かない、連絡が取れない…
消費者トラブルの代表的なものに、「お試し」の表示を見て注文したが、定期購入契約だったという事例がある。
40代女性の相談では、SNS上の「犬の白内障が良くなる」という広告を見て、「お試し期間」が1袋2000円程度のサプリメントを購入。2回目の商品が届き、金額は約4万円と高額だったが、定期購入を申し込んだ覚えはないという。
商品代金を支払ったにもかかわらず、「商品が届かない」「販売業者と連絡が取れない」といった相談も寄せられている。
50代男性の相談によると、ペットフードを安価で販売する通販サイトから注文する際、決済手段が銀行振込しかなく、口座名義人も個人だったという。代金を振り込んだが、商品が届かず、メールで問い合わせても返信がなく、ホームページ上の電話番号も使われていなかった。
同センターでは、「ペット用品のネット通販(に関する消費者トラブル)については、銀行振込のみというケースが多い」(相談情報部)と説明。消費者に向けて、購入前に事業者情報や解約条件などを確認するようにアドバイスしている。
(木村 祐作)
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