2023.01.16 通販会社
ナルミヤ・インターナショナル、3Qは増収増益…価格据え置き商品が人気に
(株)ナルミヤ・インターナショナルがこのほど発表した2023年2月期第3四半期(22年3月~11月)連結決算は、売上高が前年同期比13.9%増の2461億5300万円、営業利益が同45.8%増の10億4000万円、四半期純利益は同55.7%増の5億7900万円となった。

原材料高騰で価格据え置き商品が人気
コロナ禍による感染者数の減少に伴い各種規制の緩和等が行われたものの、物価上昇に伴う消費マインドの停滞や、原油・原材料価格の高騰による仕入価格や光熱費の上昇などで依然として厳しい経営環境が続いている。子供服市場も、10月後半から11月において高温の気候が続き、秋物の出足が鈍く苦戦を強いられた。
チャネル別では、ショッピングセンター(SC)において、主力の「petit main」が顧客の声をもとにした商品開発でヒット商品を生んだ。一方で原材料高騰の中、価格据え置き商品群が人気で、来期以降も価格戦略の一環として全体バランスを考慮しながら実施する考えだ。
他方、ジュニアブランドの「Lovetoxic」も直近の11月度は苦戦したが、累計期間では回復基調となっており、コロナ禍前の水準を早期にクリアできるよう、務めている。
物流拠点の移管でECの業務効率が改善
百貨店は、昨年までのコロナ禍による行動制限がなくなり、さまざまなオケージョン需要が復活し、上期の大幅な増益から引き続き順調。中でも「kate spade NEW YORK」や「Paul Smith JUNIOR」のライセンスブランドが好調に推移している。
ECの売上は、リアル店舗の通常営業に伴い、購買場所の選択肢が分散した結果、大幅な伸長はしなかったが、前年の下期に物流拠点の移管を行い、業務効率が大幅に改善。注文から出荷までの日数を大幅に短縮する施策の効果が徐々に表れ始めている。
フォトスタジオ事業は、七五三シーズンだったため、比較的好調な業績となった。出退店の状況は百貨店5店舗、SC1店舗を出店し、百貨店9店舗が退店した(百貨店の店舗数は売場数×ブランド数で計算するため、出退店店舗数が多くなる傾向がある)。
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