2023.01.16 事件・トラブル
国税庁の詐欺サイトが3カ月間で急増、申告狙いか8月より69倍に増加
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)がこのほど発表した、2022年11月度の『インターネット詐欺リポート』によると、国税庁の詐欺サイトが上昇。9月に入って報告数が増加し、8月と比べて10月は74倍、11月は69倍と、3カ月連続で大きく増えていた。

詐欺ウォールで調査・収集したフィッシング詐欺サイトのブランドランキング
詐欺ウォールで調査・収集したフィッシング詐欺サイトのブランドランキング
確定申告の準備を狙った可能性も
8月以前は多くの報告は見られなかった国税庁の詐欺サイトは、12月も増加傾向にあり、23年2月から始まる確定申告に向けて準備をしている人などを狙った可能性もある。所得税未納とした「差し押さえ最終通知」の形態で本人情報を入力させる手口だ。
国税庁のフィッシング詐欺サイトが大きく増加したため、構成比は下がっているが、厚生労働省の交付金のフィッシング詐欺も登場しており、氏名・連絡先だけではなくマイナンバーカード情報なども盗むサイトも登場しており、注意が必要としている。
総じて、10~11月に偽販売サイトの構成比割合が増加している。ブラックフライデーから始まり、クリスマス、ボーナス商戦、年末年始とネットで買い物をする機会が増え、それに合わせて偽販売サイトが登場。冬物やおせちなどの偽販売サイトが登場した。
「えきねっと」のフィッシングサイトも増加
また、11月度は「えきねっと」のフィッシングサイトが増加。10月から増加傾向にあり、前月に比べ実数ベースで13倍に増加した。12月上旬にはGoogleのスポンサー広告を利用した露出が再度確認されており、帰省や旅行・旅行支援需要などを狙った可能性がある。
詐欺ウォールで調査・収集したフィッシング詐欺サイト・ブランドランキングは、10月度が1位「国税庁」、2位「イオンカード」、3位「au」、4位「Amazon」、5位「えきねっと」。11月度は1位「えきねっと」、2位「国税庁」、3位「JCB」、4位「au」、5位「Amazon」となっていた。
11月の詐欺ウォールによる詐欺サイト検知数は501万3383件で、10月と比較すると11万6809件増加していた。
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