2023.01.11 通販会社
フェリシモ3Qは減収減益、営業利益66%減…定期便PFが好調
(株)フェリシモが10日発表した2023年2月期第3四半期(22年3月~11月)連結決算は、売上高が前年同期比4.8%減の239億700万円、営業利益が同66.8%減の3億5700万円、純利益は同49.6%減の5億6900万円となった。

中国・上海の都市封鎖で商品調達が遅延
減収減益。春先が寒冷だったため、春物ファッション商品の受注に影響が出たことに加え、3月下旬に発生した中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)に伴う商品調達の遅れが影響し、顧客への出荷数が減少した。
これらの結果として、平均購入単価は前年同期と同様に高い水準で推移したものの、のべ顧客数が前年同期に比べ減少したことにより売上が減少した。販売費と一般管理費は、売上高の減少に伴い商品送料や業務手数料が減少したことなどで、前年同期比 0.9%減の123億6200万円となった。
主力事業の定期便事業は、顧客基盤の強化と次代を担う新たなブランドの育成に取り組んだ。顧客基盤強化の一環として、既存のファッションブランド「Live in comfort(リブインコンフォート)」は、ぽんわりパンツ、シューティなどのヒット商品を開発。インナーブランド「flufeel(フラフィール)」は、フラットブラのテレビCMを実施したことで、安定した売上を確保した。
ファッション雑貨ブランドなどの育成ブランドが好調
またブランドの育成として、ファッション雑貨ブランド「frauglatt(フラウグラット)」や、ミュージアムグッズを企画販売している「フェリシモ ミュージアム部」は、マーケティング活動を積極的に行い、新規顧客の拡大にも寄与。売上が前年同期比で上回った。
新規事業分野では、定期便プラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「FELISSIMO PARTNERS(フェリシモパートナーズ)」事業で、「産地直送マルシェ」、全農との共同事業「純農」ブランドの受注が好調に推移したことにより、取扱高は前年同期に比べ増加したが、収益認識に関する会計基準の適用に伴い、関連事業売上を純額計上に変更したことにより、売上が減少した。
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