2022.12.26 調査・統計
越境メルカリトレンドランク22、「アニメ・アイドルグッズ」が席巻
(株)メルカリはこのほど、これまでの越境販売のデータより『越境メルカリ トレンドランキング2022』を公開した。円高の影響で「メルカリ」の海外利用者が前年11月比で約1.4倍に増加。取引カテゴリーの上位は「アニメ・アイドルグッズ」が席巻した。

海外の「推し活」需要でエンタメ・ホビー関連が活発
メルカリは19年から越境販売を開始。20年にはコロナ禍の影響で「日本ロス消費」の傾向が見られたが、22年は円安も追い風となり、「メルカリ」の海外利用者数が約1.4倍に増加するなど、越境EC領域は堅調に推移した。なかでも海外からの「推し活」需要を受け、エンタメ・ホビー関連商品の取引が活発な結果となっている。
「メルカリ」の代理購入サービスであるBuyee・Bibian・Shopeeを通じた1年間の『取引カテゴリーランキング(カテゴリー/商品例)』は、1位が『おもちゃ>キャラクターグッズ(一番くじ・サンリオ・ちいかわ)』、2位が『CD>K-POP/アジア(BTS・ATEEZ・NCT)』/3位が『フィギュア>コミック/アニメ(エヴァンゲリオン・ワンピース)』、4位が『トレーディングカード>ポケモンカード(ソード&シールド)』、5位が『タレントグッズ>アイドル(乃木坂46・LE SSERAFIM)』。
22年は、海外からの「推し活」需要としてJ-POP・K-POPのアイドルやアニメ・漫画キャラクターのグッズが人気。「メルカリ」が、日本やアジア市場のエンタメを世界へ広げる一助を担っている可能性がある。また、20年にはランク外のバッグやスニーカー、腕時計といったファッションアイテムが上位に入っていることから、円安の影響で購入が増加したことも推察できる。
日本のリユース品が人気を博す理由として、海外購入者からは「商品画像や説明文よりも実物のコンディションがいい」「本物で、クオリティが高い」といった声のほか、「出品者からのメッセージカードが嬉しかった」など、CtoCならではの声も届いている。
取引金額の多い国・地域のトップ3は米国・台湾・香港
『取引金額の多い国・地域ランキング』(国・地域名/人気カテゴリー)は、1位「アメリカ合衆国(K-POP/アジア〈CD〉)」、2位「台湾(キャラクターグッズ)」、3位「香港(キャラクターグッズ)」、4位「イギリス(K-POP/アジア〈CD〉)」、5位「カナダ(キャラクターグッズ)」。
「メルカリ」の商品は幅広い国・地域から購入されており、なかでも英語圏ではアイドルのCDが人気を博していた。背景として、日本限定販売のK-POP商品が多いことも挙げられる。
『取引ブランドランキング』は、1位「シャネル」、2位「ルイ ヴィトン」、3位「ナイキ」、4位「グッチ」、5位「クリスチャンディオール」など。
22年の傾向として、円安の影響から20年よりもハイブランド品がランクイン。越境ECの特徴として、ファッションアイテムに関しては比較的使用感のある商品状態でも取引が成立しやすいという傾向がある。このことから、世界にはリユース品に高い価値を見出すユーザーがいることが分かる。
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