2022.12.15 調査・統計
クリスマス関連市場規模、今年は2兆円…外食でも警戒心緩め過ぎず
(株)インテージが14日発表した『コロナ禍で過ごすクリスマスの意識と行動調査』によると、今年のクリスマス関連の市場規模は約2兆円を予測。プレゼントの購入と自宅でのパーティが2大イベントだが、外出や外食の際も「警戒心は緩め過ぎずに」が根強いようだ。

クリスマス関連平均支出は1720円アップ
調査は11月25日~28日。全国の15歳~79歳の男女2585人に聞いた。それによると、クリスマス関連の平均支出額は2万9円と、昨年から1720円アップ。この調査結果と15歳~79歳の推定人口からクリスマス関連市場規模を試算したところ、2022年の見込み額は前年比109.4%の1兆9526億円となり、昨年よりも1割程度予算は増えると予想した。
具体的なクリスマスの予定については「プレゼントの購入(自分用を含む)(31%)」や「自宅でのパーティ(27%)」が他を大きく引き離してツートップ状態に。昨年と比較すると、今年はどちらもわずかながら増加していた。
「感染対策を継続しつつ外出・外食も楽しむ」傾向に
昨年のクリスマスシーズン(11月~12月)は、1日の新規感染者数は200人程度と落ち着いた状況だった。今年は第8波の渦中となりそうだが、「レストランなど飲食店での食事やパーティ」「友人・知人宅でのパーティ」も微増していることから、コロナ下でも、「マスクなどの感染対策を継続しつつ外出や外食も楽しむ」という世相を反映した結果になっているようだ。
プレゼントを贈る相手は、「子ども」が45%と最多で、次いで「夫・妻」が33%。クリスマスが子どもを中心とした家族での大切なイベントになっていることが分かる。それ以外に目を向けると、「自分用」(13%)、「恋人」(12%)、「友人・知人」(11%)」がほぼ同水準で続いていた。
イベントで一番お金をかけるものは、「自宅でのパーティ」が25%で、「子ども向けのプレゼント」が20%で続いていた。「子ども向けのプレゼントに一番お金をかける」と答えた人に予定しているものを尋ねたところ、「ゲーム」が36%と最も高く、平均金額が9359円。自転車や電子ピアノ、スポーツ用品、現金やギフトカードといったものもあった。
夫婦間のプレゼントに最も支出する人は「服飾品」の購入が男女ともに最多
「夫・妻向けのプレゼントに一番お金をかける」と答えた人に予定しているものを尋ねたところ、男女ともに「服飾品」が44%と最も高く、平均金額は1万778円。妻へのプレゼントは1万2433円、夫へは8708円だった。その他では、台所用品や美容関係といった実用的なものから、現金やギフトカードといったものもあった。
過ごし方に関する考えや行動については、「少人数で会食程度に留めたい」が28.6%。「少人数でも会食などはしない」(10.3%)や「繁華街など人の多い場所には近づかない」(21.2%)」といった感染への警戒心からの行動抑制も浮き彫りに。根底には「感染不安もあるので浮かれるべきではない」(24.8%)という警戒心が依然として横たわっていると思われる。
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