2022.11.30 調査・統計
シニア層の情報源、ネットシフトが鮮明に…ネット広告の信頼度は低い傾向
CCCMKホールディングス(株)のCCCマーケティング総合研究所がこのほど発表した、50歳~84歳に絞ったシニア層の情報源やテクノロジーへの期待に関する分析によると、新しいテクノロジーを、よりよい生活の一手段として取り込む高齢者の姿が見えてきた。

情報源の10位までにネットメディアが4つ
6月に実施した16歳~84歳の約1万1000人を対象とした生活者意識調査から抜粋し、シニアの実態と期待を考察した。
まず、情報源としてよく見ているものは、テレビ番組(79.3%)やテレビCM(48.5%)、実際の店舗(52.3%)が上位に並ぶとともに、ネットメディアが10位までのうち4つ入っていたのが特徴的。折り込みチラシ(35.2%)より、「ネットの広告・SNS上の広告」(36.6%)が上回り、「動画サイト」(30.8%)を含むメディアを情報源として活用する傾向がみられた。
「折り込みチラシ」は、女性60歳以上と男性65歳以上が情報源としているようで、「ネットの広告・SNS上の広告」を見ているのは、男性50歳~74歳以下が中心であることが分かった。ネットメディアでは、男性のほうが「動画サイト」「ポータルサイト」(29.5%)を情報源として利用する傾向が見え、74歳以下の男性が、よりネットへ情報源をシフトしている様子がうかがえた。
情報源として信頼しているメディアについては、実際の店舗(30.0%)、テレビ番組(28.5%)などが上位となったが、「よく見ている情報源」には入っていなかったメディアである「価格比較サイトやクチコミ・レビューサイト」(9.5%)、「企業のWEBサイト」(6.3%)が入っていた。
また、情報源としては上位だったが、「信頼している」ものの上位に入っていないのは「ネットの広告・SNS上の広告」と「動画サイト」。高齢者がネットメディアと接触し、冷静に情報を見極めようとしている様子がうかがえる。
広がりつつあるネットメディアによる情報収集
ネットメディアで情報収集する状況については、男性の55~59歳以外の64歳以下の男女の層すべてで、「購入時にみんなが持っているものやランキングを参考にしている」割合が全体(23.6%)を上回っていた。これらの状況から、これから高齢者になる人たちのネットメディアでの情報収集は、着実に広がりつつあると言えそうだ。
旧来のマスメディアや実際の店舗、紙メディアだけでなく、ネットを駆使して情報を収集し始めた高齢者の姿が見えてきたが、「テクノロジーの力で、より便利に良いものになって欲しいもの」に関しては、「車・ドライブ」(17.9%)が最多で、「国内旅行」(13.7%)、「海外旅行」(8.1%)がランクインし、移動手段に関する強い期待が見受けられた。
同研究所は、旧来からある情報源との接触も継続しつつ、ネットを冷静に使い始めている高齢者たちの様子を見ると、新しいテクノロジーを、よりよい生活の一手段として取り込む高齢者の姿が見えてくると分析している。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
【6月1日6時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
4
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
5
AIが「読み」「選び」「引用する」:クエリ処理の全解剖
