2022.11.25 調査・統計
21年ホームファッション小売市場、微増の3兆4140億円…ECが好調
民間調査会社の(株)矢野経済研究所が25日発表したホームファッション市場に関する調査結果によると、2021年の国内ホームファッション小売市場規模は前年比2%増の3兆4140億円(小売金額ベース)と推計される。

コロナ禍で百貨店が苦戦、ECチャネルが好調に推移
コロナ禍によるテレワークや在宅勤務の増加により、“おうち時間”で利用されるアイテムが市場をけん引した。なかでも、部屋で快適に過ごすための「ナイトウエア・ホームウエア」や、自炊の増加に伴って「キッチン・テーブルウエア」の市場が好調に推移した。
販売チャネル別で見ると、営業機会が大幅に減少した百貨店が苦戦した一方、ECチャネルが好調だった。EC専業企業をはじめ、大手小売チェーンがデジタルへのシフトを推進したことにより、売上を大きく伸ばした。
21年のトピックスとして、IT技術を活用したスマート家具のマーケットを挙げた。音楽を奏でるテーブル、設定時間に自動開閉できるカーテン、スマホで点灯・消灯できるスマートLED照明など多様な商品に展開され、今後市場が拡大すると予想している。
22年の国内市場規模は前年並みと予想
2022年の国内ホームファッション小売市場規模は、21年とほぼ同じ3兆4,220億円と予測している。
今後数年は寡占化の影響で、中小企業を中心に、業績低迷を余儀なくされる企業の撤退や再編が加速すると分析している。
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