2022.11.16 通販会社
アリナミン製薬が「茶のしずく」の悠香HDを買収、通販を強化へ
アリナミン製薬(株)(東京都千代田区)は15日、「茶のしずく」などのスキンケア商品を展開する悠香ホールディングス(株)(福岡県大野城市)を買収したと発表した。

通信販売事業の強化狙う
今月1日付で悠香HDの全株式を取得。悠香HDが20年近くにわたって手がけてきた通信販売ノウハウを活用することで、通信販売事業を強化する。また、一般用医薬品とも親和性のあるスキンケア領域へ参入することで、多様化する消費者のヘルスケアに対するニーズに対応する。
今後は企業の価値最大化を目指し、両社の製品・サービスと適切な情報提供を通じて、ヘルスケア分野に注力する考えだ。
旧「茶のしずく石けん」でアレルギー発症も
アリナミン製薬は、武田薬品工業(株)のコンシューマーヘルスケア事業を担う事業部を起源とする。2017年から武田コンシューマーヘルスケア(株)、21年4月からは独立運営会社アリナミン製薬として、一般用医薬品を主力にヘルスケア事業を展開している。
悠香HDは2003年に創業。福岡県に本社を構える。鹿児島県産の有機栽培茶葉エキスを配合した「茶のしずく」ブランドを手がける。グループ会社を通じて、通販によって「薬用 悠香の石鹸」をはじめとしたさまざまなスキンケア製品を展開してきた。
同グループをめぐっては、悠香がかつて販売していた旧「茶のしずく石鹸」の使用により、小麦アレルギーを発症するという事故が発生。2010年に厚生労働省が消費者への注意喚起を実施し、その後、全国各地で消費者が原告となった裁判が行われた。
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