2022.09.14 行政情報
国センが注意喚起、目立つ通販やネット関連の高齢者トラブル
(独)国民生活センターは14日、敬老の日(19日)に合わせて、60代以上の高齢者で多い消費者トラブルのトップ10を取りまとめ、注意喚起を行った。

国民生活センターによる記者発表(9月14日午後)
国民生活センターによる記者発表(9月14日午後)
目立つ「定期購入」や「ネット通販」などのトラブル
高齢者が遭いやすいトラブルのトップ10は、2021年度に寄せられた相談件数が多いものや、高齢者に多く見られる勧誘方法から選んだ。健康食品・化粧品などの定期購入、インターネット通販、スマホのトラブルといった通販やネットに関するものが目立つ。
<気を付けてほしい高齢者の消費者トラブル 最新10選>
(1) 屋根や外壁、水回りなどの住宅修理
(2) 保険金で住宅を修理できると勧誘する保険金の申請サポート
(3) インターネットや電話、電力・ガスの契約切り替え
(4) スマホのトラブル
(5) 健康食品・化粧品・医薬品などの定期購入
(6) パソコンのサポート詐欺
(7) 架空請求、偽メール・偽SMS
(8) 在宅時の突然の訪問勧誘、電話勧誘
(9) 不安をあおる、同情や好意につけ込む勧誘
(10)便利でも注意、インターネット通販
定期購入トラブル、最終確認画面のチェックがポイント
定期購入をめぐるトラブルは、従来からの健康食品・化粧品以外に、医薬品などでも相談が寄せられている。
特にスマートフォンの場合は、重要事項が小さい文字で表示されていたり、サイト内の別の場所に表示されていたりすることから、注意が必要。同センターでは、トラブルを防ぐために、申し込みの最終確認画面を十分に確認すること、最終確認画面をスクリーンショットで保存することなどをアドバイスしている。
「通販」の相談、60代以上が3分の1占める
「通信販売(ネット・カタログ・テレビなど)」に関する60代以上の相談件数は、21年度に全体の33.4%を占めた。
インターネット通販については、「商品が届かない」「高級ブランド品の偽物が届いた」といったトラブルが見られる。ブランド品やメーカー品で極端に価格が安いケースは注意が必要となる。百貨店のロゴや名称を用いた通販サイトも、偽サイトの可能性があるため、住所や電話番号などを十分に確認するように呼び掛けている。
同センターでは、「身近な家族などが、変化にいち早く気づくことが重要。日頃から話し合ってもらえば、トラブルを防げる」(相談情報部)と話している。
(木村 祐作)
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