2022.09.06 通販支援
商品の遠隔操作を実現、NTTコムがIoTデバイスの導入・運用支援サービス
NTTコミュニケーションズ(株)(NTT Com)は5日、IoTデバイスの導入・運用を支援するサービス「IoT Connect Gateway(ICGW)」の機能を強化し、提供を開始した。遠隔からデバイスの設定変更ができるようになり、IoTシステムの運用管理コストの削減につなげる。また、ストレージ機能と連携することで、収集した大容量データの保管コスト低減も可能にするという。

コンフィグファイルを生成・配信できる特許出願中の技術
NTT Com によると、IoTデバイスの急激な増加に伴い、運用管理コストの増加が課題になっている。特に多拠点に展開したデバイス群の設定変更には、1台ずつ異なる設定ファイル(コンフィグファイル)を生成して設置場所で組み込む作業が必要で、ユーザー企業やIoTシステムインテグレーターのコスト増を招いている。
デバイスごとにコンフィグファイルを生成して配信できる特許出願中の技術「設定ファイル生成・配信機能」により、これまで現地でデバイスごとに行っていた設定変更をデバイスにログインすることなく、一括でまとめて行う「ゼロタッチプロビジョニング」が可能となり、作業を効率化できる。また、同時に提供開始するストレージ機能により、データを保管するクラウドストレージのコストも低減できる。
設定変更の運用コストを75%削減
IoTデバイスの設定変更コストを削減する「コンフィグマネージャー機能」では、各IoTデバイスが搭載するSIMの情報にひもづけてデバイスごとにコンフィグファイルを生成し、遠隔から更新できる。従来のように1台ずつ個別にファイルを生成したうえ、設置場所で作業する必要がなくなり、設定変更にかかる運用コストをおよそ75%削減できる。
コンフィグファイルをIoTデバイスの出荷時には搭載せず、ICGWへの接続時にSIM情報をもとにダウンロードする「ゼロタッチプロビジョニング」で、IoTシステム導入時・拡張時のコスト削減を実現する。デバイスに管理用のエージェントを搭載する必要がなくなるため、処理能力やメモリー容量が限られたデバイスにも適用可能となる。
大容量データの保管コストも削減可能
ストレージ機能との連携で、収集した大容量データの保管コスト低減も実現。AmazonS3と互換性を持つ、より安価なクラウドストレージサービス「Wasabi」への保管も可能で、映像など大容量データの保管コストを削減。また、IoTデバイスからICGWにデータを送るだけで、設定条件にもとづくデータの格納先をICGWのポータルで柔軟に設定・変更することもできる。
「ゼロタッチプロビジョニング」に加え、製造業や建設業、IoTサービス提供事業者など、多拠点でのIoT運用管理に課題を持つユーザー企業向けに、運用者が遠隔からログインし、より複雑なメンテナンス作業を行える「リモートアクセス機能」を今年度中に提供する予定という。
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