2022.08.22 調査・統計
イベントチケットの物価指数が約2倍に上昇…メルカリ7月トレンド
(株)メルカリが運営するメルカリ総合研究所がこのほど公開した、『メルカリ物価・数量指数からわかる7月トレンド通信』によると、イベント(チケット)の物価指数が昨年同期比約2倍、2か月連続で1位となった。コロナ禍を受けてピックアップした「マタニティ」の数量指数は減少傾向にあり、「楽器・器材」カテゴリーの物価指数は継続して上昇傾向を示していた。

イベントや演劇/芸能のチケットが物価急上昇
「メルカリ物価・数量指数」は、月間利用者数2000万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用し、取引価格と流通数量の変動状況を「メルカリ」での商品カテゴリーごとに月単位で表し、個人間商取引における消費者の需要を可視化する世界初の取り組みだ。中カテゴリーに限定し、前年同月比で物価・数量指数が上昇、下落した商品カテゴリーをまとめた。
それによると、「前年同月比の物価上昇TOP5」(カッコ内は大カテゴリー)は、1位「イベント(チケット)」(204.2%、物価指数は1.24)、2位「演劇/芸能(チケット)」(151.6%、0.98)、3位「アクセサリー(メンズ)」(139.2%、1.51)、4位「スマートフォン/携帯電話(家電・スマホ・カメラ)」(133.4%、1.79)、5位「音楽(チケット)」(132.4%、1.49)となった。
物価下落1位は「テレビ/映像機器」
また、「前年同月比の物価下落TOP5」(同)は、1位「テレビ/映像機器(家電・スマホ・カメラ)」(91.8%、物価指数は1.37)、2位「自動車本体(自動車・オートバイ)」(92.2%、1.76)、3位「季節/年中行事(インテリア・住まい・小物)」(93.9%、1.11)、4位「コレクション(おもちゃ・ホビー・グッズ)」(96.0%、1.10)、5位「ウイッグ/エクステ(レディース)」(96.4%、1.21)だった。
コロナ禍以降の「メルカリ」における「マタニティ」をピックアップ項目とした結果、「マタニティ」グッズの物価指数は一定を保ちながら、数量指数は減少傾向だった。「住民基本台帳に基づく人口、人口動態および世帯数(1月1日現在、総務省)」によると、出生数は調査開始以降最少の81万2036人。コロナ禍による先行き不安で減少につながっているとされている。
同様にピックアップした「楽器・器材」カテゴリーの物価指数は上昇基調にあった。2020年の山野楽器の調査によると、コロナ禍の影響で「楽器」の需要が増加していた。「メルカリ」でも、演奏を始めたり、練習を再開したりするニーズの増加で、楽器の取引は前年比約1.5倍に増加。合わせるように物価指数も上昇基調に変化し、おうち時間の充実需要は現在でも継続的に存在していることを示唆する結果となった。
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