2022.06.27 調査・統計
演劇・芸能チケットの物価指数が約1.5倍に、コロナ前の水準に接近
(株)メルカリが運営するメルカリ総合研究所がこのほど公表した『メルカリ物価・数量指数からわかる5月トレンド』によると、「リベンジ消費」の拡大でコロナ禍前の水準に消費が回復。「演劇・芸能(チケット)」が物価上昇1位となり、前年同月比約1.5倍増となった。

物価上昇TOP5、1位「演劇・芸能チケット」・2位「スポーツチケット」
「メルカリ物価・数量指数」は、月間利用者数2000万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用し、取引価格と流通数量の変動状況を「メルカリ」の商品カテゴリーごとに月単位で表すもので、個人間商取引における消費者の需要を可視化していく世界初の取り組みだ。
それによると、「前年同月比の物価上昇TOP5」(カッコ内は大カテゴリー)は、1位「演劇・芸能(チケット)」(151.5%)、2位「スポーツ(チケット)」(141.8%)、3位「アクセサリー(メンズ)」(137.6%)、4位「施設利用券(チケット)」(131.4%)、5位「スマートフォン・携帯電話」(家電・スマホ・カメラ)」(129.1%)。
「前年同月比の物価下落TOP5」(同)は、1位「自動車本体(自動車・オートバイ)」(91.4%)、2位「コレクション(おもちゃ・ホビー・グッズ)」(91.9%)、3位「バッグ(レディース)」(94.6%)、4位「その他(ベビー・キッズ)」(95.0%)、5位「時計(レディース)」(96.4%)となった
最大1万人としていたイベント人数制限を解除、大型フェスも開催へ
「演劇・芸能」の物価指数は、コロナ禍に伴い下落(前年同月比0.90)したが、2020年4月以降、徐々に上昇傾向。21年11月からは最大1万人としていたイベント人数制限も解除され、各地で大型フェスなどが開催されたこともあり、現在ではコロナ禍前の水準に戻りつつある。
「アクセサリー(メンズ)」の物価指数は、21年8月から継続的な上昇(同1.55)に転じ、22年5月は前年同月比で約1.4倍。メルカリ物価・数量指数の基準値としている18年1月以来、最高を更新している。日本百貨店協会によると、22年4月の百貨店の売上高は2か月連続でプラス。特に、ラグジュアリーブランドや時計などの高額品や、春夏物商材の活発な動きなども売上高を押し上げることから、消費者の「リベンジ消費」傾向が拡大していると見られる。
また、「メルカリ」上で「needles アクセサリー」の検索率も約1.8倍上昇するなど、直近では外に出る機会も増え、需要の高まりから価格指数が大幅に伸びたと見られる。
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