2022.05.30 調査・統計
20~40代のECサイト利用者、9割以上が「カゴ落ち」を経験
LINE向けネットショップ作成サービス「Atouch」を提供するIRISデータラボ(株)がこのほど発表した『ECサイトに関する利用実態調査』の結果によると、9割近くがカートに入れた後に購入直前で取りやめた「カゴ落ち」経験があることが判明した。

直近3カ月でのECサイト利用率は66%
10日と11日の2日間、全国20代~40代の直近3か月以内にECサイトを利用したことのある男女600人を対象に実態を調査した。まず、事前調査として同じ年代の男女3000人にECサイトの利用の有無について調査。「複数回利用した」が54.2%、「1度だけ利用した」が12.0%と、直近3カ月間での利用率は66.2%に達していた。
これからの対象は600人。利用頻度は「1週間に1回以上」が42.7%で、特に20代では54.5%と平均を大きく上回った。40代では「1か月に1回程度」が最も多く32.5%だった。「利用頻度」は20代が最も多かったが、半数以上が「4000円以内」と答えた1回あたりの「利用金額」は、年代が上がるにつれて大きくなっていることも分かった。
ECサイトを利用する際の不満は「送料が高い」が45%
ECサイトを利用する際の不満については、「送料が高い」が42.5%と最多で、次いで「サイズ感・手触りなどが分からない」が32.0%。「不満がない」は21.7%にとどまり、全体の約8割が不満を抱えながら利用していることが分かった。性別でみると、「会員登録が面倒」では男性が10.3%に対して女性が18.3%など、女性のほうが不満に思っているようだった
また、ECサイトを利用する際、商品を選択後(カートに入れた後)に購入をやめたことがあるかという問いには、「複数回ある」が79.8%、「1度のみある」が7.2%と、合計で87.0%が購入直前で取りやめた経験があることが分かった。
途中で商品購入をやめた理由としては、「会員登録・設定が面倒派」「カートに入れた後に商品吟味派」「カートに入れた後に金額吟味派」の3パターンがあることが明らかになり、同社は、ECサイトの利用率アップや離脱率ダウンのためには、「会員登録の簡略化」や「送料なども含めた総額表示」をしっかり意識することが重要かも知れないとアドバイスしている。
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