2022.04.08 調査・統計
21年サブスク管理市場規模は50%増の21億円、右肩上がりで高成長へ
独立系ITコンサルティング・調査会社の(株)アイ・ティ・アールは7日、国内のサブスクリプション管理市場規模の推移と予測値を発表した。サブスク型ビジネスの拡大を背景に、2020年度の売上金額は前年比47.4%増の14億円、21年度も同50.0%増の21億円を予測。以降も右肩上がりに高成長を維持するとの見通しを明らかにした。

サブスクのソフトウェアが売り切り販売からSaaSやライセンス販売に移行
サブスク管理は、顧客ごとに課金プランや契約形態が異なるサブスク型(定額課金型)ビジネスの管理を支援する製品・サービスだ。商品・サービス情報管理、顧客・契約管理、請求・回収管理など、主にサブスクサービス提供企業に向けた機能が含まれる。
ITベンダーがソフトウェア・パッケージの売り切り販売から、サービスの利用度に応じた金額を請求するSaaSやサブスク型でのライセンス販売へと移行し始めたことで、徐々にサブスク型ビジネスの認知度が高まった。また、動画や音楽の配信のほか、飲食や車や生活用品など幅広い分野に広がってきている。
20年度サブスク管理市場の売上は47.4%増の14億円
サブスク管理市場の20年度の売上金額は14億円で、前年度比47.4%増の大幅な伸びとなった。21年度も主要ベンダー各社が新規導入ユーザーを好調に獲得し、売上金額を伸ばしていることから、市場は引き続き同50.0%増の21億円が予想されるとした。
サブスク型ビジネスの広がりを背景に市場は今後も高成長を維持し、20年度~25年度のCAGR(年平均成長率)は31.5%を見込み、25年度には55億円規模になると予測した。
同 社の三浦竜樹シニア・アナリストは、デジタルコンテンツやサブスク型ビジネスを行う企業の増加に伴い、契約内容や月額/従量方式の請求・回収管理などの業務を支援するサブスク管理製品・サービス市場は急拡大する。また、サービス提供企業では、継続利用や利用促進のために、カスタマーサクセス機能のニーズが高まっている。拡大・高度化していくに連れ、同製品・サービスの機能拡張のニーズはさらに高まると分析している。
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