2022.04.05 通販会社
ONE COMPATH、子供服D2CのMISAを買収…ソーシャルEC事業を開始へ
凸版印刷(株)のグループ会社である(株)ONE COMPATHは、子ども服D2Cの(株)MISAの発行済み全株式を1日付で取得し、完全子会社化したと発表した。ソーシャルEC事業に参入し、子育て世帯向けに事業領域の拡大をめざす。

※(左から)ONE COMPATH の早川礼代表取締役社長CEO、MISAの上村紗也賀代表取締役
※(左から)ONE COMPATH の早川礼代表取締役社長CEO、MISAの上村紗也賀代表取締役
MISAはSNSマーケティング活用で急成長
ONE COMPATHは、暮らしの身近な(ワンマイルの)領域に新しい価値を創る「ワンマイル・イノベーション・カンパニー」を掲げ、生活者の日々の暮らしを支援している。特に、電子チラシサービス「Shufoo!」を通じたオフライン店舗での買い物行動支援や、家事代行比較サービス「カジドレ」を通じた共働き世帯などへの支援によって、子育て世帯を中心とした生活者の課題解決に取り組んでいる。
MISAは、ベビー・キッズを中心とした衣料品・雑貨の企画と販売を手がけている。顧客との共創型での商品開発が強みで、ママの「欲しい」を叶えるトレンドを押さえた「misanpo」、時代に流されないサステナブルな商品を提供する「ELMISA」の2ブランドを展開。フォロワー数2万5000人超えというInstagramを中心としたSNSマーケティングを活用し、2019年の立ち上げ以来、急成長しているEC専業のアパレルブランドだ。
消費活動に関する企業と生活者の関係が変化
ONE COMPATHによると、多くの業界で商品のコモディティ化がすすみ、機能やスペックだけでは差別化が難しくなっている。また、あらゆる情報量が増大することによって、企業の一方的な発信だけでは商品が埋もれてしまうという状況が拡大している。
一方で、スマートフォンやSNSの普及によって、個人の発信が商品との出会いを作ったり、ファンを集めたコミュニティで商品づくりの想いやプロセスにふれることが購買の決定要因になったりと、消費活動における企業と生活者の関係が変化している。
子会社化によって、MISAの持つオンラインでコミュニティを構築する力、顧客と共に商品を開発する力と、同社の経営資産を掛け合わせることで、これからの時代の消費活動における新たな価値を生み出すと同時に、子育て世帯の支援領域を拡大していきたい考えだ。
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