2022.03.18 調査・統計
生活必需品は店舗で、ファッション・本・家電などはネットで購入の傾向
あと払いサービス「ペイディ」を提供する(株)Paidyは、3月17日の「みんなで考えるSDGsの日」にあわせ、『買い物の多様性に関する調査』の結果を発表した。「買い物」は総じてポジティブな行為と捉えている一方で、「名もなき家事が隠れている」と実感している人が調査対象の約8割に及んでいることが判明した。

買い物は「生活の一部」が68%、「ワクワクするもの」が33%
調査は2月14日~15日。全国の18歳~69歳の男女500人に聞いた。狙いのひとつ「買い物とSDGs」の観点では、「SDGs視点の買い物をしている」と答えたのは6.7%に留まっていた。その中では10~20代が10.1%と一番高く、年齢が上がるにつれて低くなる傾向がうかがえた。実践していることは「エコバッグを持ち歩くようになった」(56.0%)、「見た目よりも長く使えるかどうかを意識している」(50.0%)」などだった。
買い物全般については、「生活の一部」(68.0%)、「ワクワクするもの」(33.9%)、「ストレス発散」(26.8%)など、総じてポジティブに捉えている人が多かった。一方で、「めんどうなもの・煩わしいもの」という印象を持つ人12.8%いた。内訳は「レジでの支払い・順番待ち」(44.8%)、「店舗への移動」(42.1%)、「重い荷物を持ち帰ること」(39.9%)などだった。
ファッションや本・雑誌、家電などはEC購入の傾向に
買うものによって、オフラインとオンラインを使い分けている生活者の姿も明らかになった。食品と飲料・酒類の購入はスーパー(92.5%、80.1%)、日用品の購入はドラッグストア(60.0%)で。生活必需品は店舗で買い物をする傾向が高い一方で、ファッションや本・雑誌、家電(43.9%、37.1%、36.1%)といった項目では、ECやブランド公式サイトで、という回答が多かった。
配偶者・パートナーとの買い物分担、ルールなどで不公平に感じることがあるのは、女性が41.7%、男性23.7%という結果となった。「不公平に感じたことがあるか」という質問に答えた形だが、40代では女性が48.4%、男性が19.2%、50代では女性が48.3%、男性22.6%と、年齢が上がるににつれて男女の開きが大きくなっていた。
こうした傾向に対して、男性18~19歳・20代の「ある」の回答は30.0%と、同年代の女性17.6%よりも高く、若い世代は男性のほうが不満を持っているという結果に。「料理の際の買い物が大変」(20代男性)、「金銭面で不公平なことがある」(20代男性)」などの声があり、買い物を分担するからこその不満は、若年層の男性にもあることがうかがえた。
SDGsの目標のひとつに「ジェンダー平等を実現しよう」がある。ジェンダー差別なく社会に参加することができれば、多くの国や途上国が抱える経済成長、貧困や教育といったさまざまな課題解決につなげることができるからだ。
調査でも、ユニセックス商品については「あるほうが望ましい」が49.6%と、ファッションなどにおけるジェンダーレスな買い物が浸透してきている。配偶者・パートナーとの関係でも、「不公平」という声が挙がらないようにする思慮と行動は、SDGsへの大きな関与となる?
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