2022.03.17 通販会社
楽天と楽天損保、ドローンを活用した屋根損害調査の実証実験に成功
楽天グループ(株)と楽天損害保険(株)は16日、ドローンを用いた建物屋根部の高所損害調査で、第5世代移動通信システム(5G)を活用してリアルタイムで鑑定を行う実証実験に成功したと発表した。

鑑定人が映像を確認しながらリアルタイムで屋根部を鑑定
実証実験は3月7日、東京都世田谷区の住宅地の撮影用のドローンを飛ばし、鑑定業務は千代田区のオフィスビルで実施した。
一般住宅に台風や雪災などによる被害が起きたことを想定し、その屋根部上空にドローンを飛行させ、搭載されたカメラで映像を撮影。映像は、5Gを活用したライブストリーミングにより、住宅地から離れたオフィスに転送され、鑑定人が映像を確認しながらリアルタイムで屋根部を鑑定した。
取り組みは、楽天グループ内の各サービスを連携させて実施。楽天の無人ソリューション事業部がドローンの操縦や飛行を、楽天損保が鑑定作業をそれぞれ担当。楽天モバイル(株)が5G環境と技術知見を提供した。
5G活用の高所損害調査サービスを提供へ
楽天損保と楽天は現在、日本全国にドローンを用いた建物屋根部の高所損害調査サービスを提供しているが、今回の実証実験結果を踏まえ、将来的には同サービスでの5G活用をめざす。5Gを活用した高所損害調査により、鑑定人はドローンで撮影し、5Gで伝送される高精細の映像をもとに、現場の様子を正確に捉えた鑑定業務を調査対象から離れた場所で行うことを可能にする。
また、従来は撮影した画像を送付後に鑑定が行われていたが、ライブストリーミングにより、撮影と鑑定を同時に行うことで鑑定結果を提出するまでの時間が短縮されるため、利用者にとってもサービスの利便性が高まることを期待している。
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