2022.02.28 通販支援
メタバース空間に店舗開設、CAがバーチャル店舗開発の新会社設立
(株)サイバーエージェントはこのほど、メタバース空間における企業の販促活動を支援する、バーチャル店舗開発に特化した事業会社として、(株)CyberMetaverse Productions(サイバーメタバースプロダクション)を設立した。

「未来の店舗」「新しいショッピング体験」のスタンダードを構築へ
リアル店舗やECとは異なる新たな販売チャネルとして、メタバース空間におけるバーチャル店舗のあり方を確立し、NFTを活用したデジタルコンテンツ制作や独自の暗号資産(仮想通貨)の発行支援まで、一貫して対応できる体制を構築。「未来の店舗」「新しいショッピング体験」のスタンダードをつくるという。
昨今、国内外のアパレルやブランド企業などが、メタバース空間上でNFTを活用した商品の販売が盛り上がりを見せている。海外では、スーパーマーケットなど小売業界もNFTや暗号資産を用いたメタバース空間の店舗展開に向けて動きが加速するなど、次世代の顧客接点や販売手法としてメタバース・NFT活用に注目が集まっている。
こうした背景を受け、同社グループが培ってきたAIや3DCG技術、小売企業などへのDX支援実績を活かして設立したCyberMetaverse Productionsでは、小売企業やアパレルなどブランド企業における、バーチャル店舗での新たな収益源の確立を支援する。
オリジナルのメタバース空間構築も可能に
既存のメタバースプラットフォームを活用するとともに、オリジナルのメタバース空間を構築することもできる。実店鋪のような写実性のあるバーチャル店舗から、アニメ調のキャラクターデザインまで、企業ブランディングに合わせたメタバースの商空間を作り上げる。そして、メタバース空間における広告事業の展開から、収益向上に向けた運用までサポートする。
近年注目を集める、NFTを活用したオリジナルのデジタルアイテムの制作販売や、NFTや独自の暗号資産(仮想通貨)を用いたロイヤリティプログラムの構築など、新たなショッピング体験の提供を支援する。
バーチャル店舗に配置する店員アバターの接客サービスも提供
また、バーチャル店舗における店員アバターの接客サービスも提供。企業の社員による遠隔接客、対話技術を用いたAI接客アルバイターの派遣など、さまざまな形でメタバース空間における接客をし、顧客の購買意欲を促進する。さらに、店員アバターは、写実的で現実の人間と比べ違和感のないCGモデルで制作することが可能だ。
同社は2023年までに、Unreal EngineやUnityエンジニア、CGアーティストなど100人の新規採用を実施し、さらなる体制強化を図る。CyberMetaverse Productionsは、新しい「未来のショッピング」の形として収益モデルを構築するとともに、「実店舗×EC×メタバース」の商空間を複合データで繋いで販促活動を支援し、マーケティングやブランド価値の向上をめざす。
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