2022.02.08 調査・統計
コロナを意識して摂取する成分、食物繊維・ビタミンC・乳酸菌
(株)クロス・マーケティングは7日、定期的に実施している「新型コロナウイルス生活影響度調査」の『食生活編』の結果を発表した。新規感染者が増しているオミクロン株で、不安度やストレスは急増。コロナを意識して摂っている栄養成分は、食物繊維、ビタミンC、乳酸菌など免疫力関連が多く挙げられていた。

「直近1週間の不安度」は16p増
調査は、コロナ禍が消費者の行動や意識に与える影響の把握を目的として、全国の20~69歳の男女2500人を対象に、2020年3月から定期的に実施。27回目となる今回は、新規感染者数がうなぎのぼりに増え、8万人を超えた1月28日~30日に実施した。
それによると、定点指標の不安・ストレス度に関しては、「直近1週間の不安度」は16p増の48%、「将来に対する不安度」は8p増の54%、「直近1週間のストレス度」は4p増の44%と、いずれも先月からの増加傾向は続き、特に不安度は顕著に高くなっていた。
項目別の不安度も、ほぼ全項目で増加。「他人に感染させてしまう」を筆頭に「感染する/感染させる」項目を中心に、不安度の高まりが際立っていた。直近1週間に実行したことは、「マスク」「消毒」「手洗い」の実施に加え、「不要不急の外出」「人と会う」「人が集まる場所」「公共交通機関の利用」を避ける行動が先月比で軒並み上昇。感染者数が増えたことに伴い、感染予防対策の徹底、密を避ける行動を意図して行っている姿がみられた。
コロナ禍で増えた行動は「お取り寄せグルメの利用」「高級食材を購入」など
普段実施している行動を聞き、コロナ禍前(20年3月以前)との増減を確認した。増えた行動は、「食材や店の選び方」では、「お取り寄せグルメの利用」「高級食材を購入」「ストックできる食材を選ぶ」。半年前と比べると「高級食材」「お取り寄せグルメ」の上昇が目立っていた。
一方、「食事の仕方」では、「オンラインでの飲み会やランチに参加」「外食ではなくホームパーティをする」「家族や友人と食べていてもシェアをしない」など、感染予防対策関連の行動が高かった。オミクロン株は家庭内感染者が多いことから、「家でも1人ひとり別々に食べる」割合が高まっていた。
コロナ禍で意識して摂っている栄養成分は「食物繊維」「ビタミンC」「乳酸菌」「たんぱく質」「カルシウム」がTOP5で、免疫力関連の栄養成分が挙がっていた。加えて、女性は「鉄分」「大豆イソフラボン」の割合も高かった。1年前比では、「食物繊維」「ビタミンC」「たんぱく質」「カルシウム」などは大きく増えた。自由回答では、ヨーグルトやR-1など乳酸菌飲料、納豆、野菜類、牛乳、豆乳、特定保健用食品の飲料などが多く挙げられていた。
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