2022.01.28 調査・統計
ライブコマースで利用するアプリ、1位「YOUTUBE」・2位「Instagram」
ライブコマースに注目する企業が増えている中、(株)ネオマーケティングは27日、『ライブコマース成功のカギ その1』とした調査結果をまとめ、発表した。ライブコマースアプリ・サービスとしてYouTubeが多用され、ライブコマース利用者は非利用者より、商品購入前の検討段階から、商品をよく知るために積極的な行動をとっている傾向が表れていた。

ライブコマース利用者は購買前の情報収集が積極的傾向に
ライブコマースとは、ライブ配信の動画を活用してユーザーの購買を促すオンライン販売の形式。盛んな中国では大きな市場規模を獲得しており、日本でも徐々に注目度が高まっている。しかし、アプローチの仕方などで躊躇する企業も少なくない。
調査は、ライブコマース利用者・非利用者の普段の購買傾向や情報収集への積極性などの比較が目的。17日~19日に、全国の20歳~69歳の男女1000人(利用者、非利用者各500人)に聴取した。「その1」では、利用者実態に焦点を当てた。
普段の購買行動で、「できるだけサンプルを試してから」は、利用者が50.0%、非利用者は29.8%だった。「ネットでレビューを検索してから」「誰かに相談してから」といった購入前の情報収集についても、利用者は非利用者より約15ポイント上回っていた。
商品購入の理由は「配信を見ていい商品だと思った」が24%
商品の購入理由では「配信を見て良い商品だと思った」が24.3%と、サイト情報だけでなく、リアルな使用感を伝えることの重要性が浮き彫りに。ライブコマースアプリ・サービスとして42.8%が「YouTube」を利用し、続く「Instagram」の19.2%とは大差がついていた。
普段利用しているSNSで企業・公式ショップをフォローしているのかを聞いたところ、ライブコマース利用者は非利用者よりも、すべてのSNSでフォローの割合が高かった。「LINE」は20ポイント弱、特に「YouTube」は30ポイント強の差で利用者の割合が高くなっていた。
ライブコマース利用者に対し、視聴した理由を聞いた。29.6%が「購入したい商品があったから」で、「使用感を知りたい商品があったから」が25.2%で続いた。一方、「好きなライブ配信者(人)が配信していたから」という理由は9.0%にとどまっていた。
購入経験があるジャンルは「家電・コンピューター」が最多
視聴経験・購入経験がある商品ジャンルは、「家電・コンピューター」が、視聴(26.6%)、購入(14.4%)とも最多だった。購入商品の認知については、「すでに認知していた」が60.5%で、15.9%は「内容までよく知っていた」。「内容までよく知っていた」「少し知っていた」「名前だけ」と回答した人に、視聴する前の商品への興味度合いを聞いたところ、「興味があった」「やや興味があった」が83.7%に達していた。
購入経験者に理由を聞いたところ、「もともと気になっていた」が51.7%を占めた一方、「配信を見て」は24.3%だった。「ライブコマースで知りたかったことが知れた」「その商品を使うイメージが湧いた」という回答も、それぞれ約11%前後となっていた。
ライブコマースで商品を購入する多くが、「やや興味がある状態」で参加していることが分かる。いままで知らなかった商品を知り、そのまま一気に購入に至るケースよりも、興味を持ち、内容まで知っている段階にあるほうが購入に至るケースが多いことも分かった。
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