2022.01.13 調査・統計
日本の海外商品購入者、93%以上が「コロナ後も越境ECを利用」
BEENOS(株)子会社のeeCruise(株)は12日、同じく子会社のtenso(株)が運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee」を利用する海外の顧客に実施した『越境ECの利用意向に関する調査』の結果を発表した。「アフターコロナ以降も越境ECを利用したい」という回答が9割を超え、日本商品の情報源はtwitter、WeChat、facebook、YouTubeなどだった。

コロナ禍で越境ECの利用が増加
コロナ禍で注目される越境ECだが、海外の顧客はなぜ越境ECを利用しているのか。また、アフターコロナ以降の利用意向はどう変化するのか。2021年9月に、アメリカと中国、マレーシア、イギリスのユーザー789人に聞いた。
それによると、半数以上が「コロナ禍以降に越境EC利用が増えた」と回答。特にアメリカ、マレーシア、イギリスは約7割に及んだ。コロナ禍以前から越境EC利用が浸透している中国だけでなく、他のエリアにも越境ECの利用が広がっていた。
日本商品を購入したい理由は「自国で購入できないから」が8割
日本の商品を購入したい理由(複数回答)は、「自国で購入できないから」が最多で約8割。訪日制限の中、日本でしか購入できない、日本のECでしか流通していない商品がオンラインで購入されていた。品質の高さも評価され、日本製品に対する信頼度の高さがうかがえる。
購入する際に、参考にしている情報(複数回答)は、アメリカがtwitter、中国はWeChat、マレーシアはfacebook、イギリスはYouTube。中国以外はYouTubeが共通して利用されており、3割以上が挙げていた。自国のニュースなどを参考にしている人は少なく、twitter、facebook、YouTubeという世界共通のプラットフォームを参考にしていること分かった。
また、93%以上が、「アフターコロナ以降も越境ECを利用したい」と回答。コロナ禍をきっかけに越境ECを利用した人々の多くは、日本の商品を手にできるオンライン利用の利便性の高さに魅力を感じ、継続の意思が高いことが分かる結果となった。
※アフターコロナの越境ECで購入したいもの(複数回答)
越境ECでは本・エンタメ・アニメグッズなどが人気に
アフターコロナの越境ECで購入したいもの(複数回答)は、アメリカが本・CD・DVD・エンタメ」、マレーシアとイギリスは「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」といったエンタメ関連がトップ。中国リユース品がトップで、サステナブルに対する意識の高さが見て取れた。
訪日した後、越境ECで気に入った商品などをリピート買いしたいと思うか――。これには、84%以上が「(越境ECを)活用したい」と回答。DXが進み、従来はインバウンドで購入していた商品の多くがオンラインで購入できるようになっている。コロナ禍の巣ごもり需要は越境ECの利用を後押ししたが、体験した越境ECの利便性の高さから、その後もリピート買いをしたいと考える人が増加する結果につながっている。
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