2022.01.05 通販会社
島田社長「今年はジャンプの年に」…ファンケル年頭訓示
(株)ファンケルの島田和幸・代表取締役社長CEOは4日、「強みを磨いて、未来への布石を打ち、未来へつなげていく年」と2022年を位置付け、グループ従業員へ「多様な力を結集し、失敗力と応援力で、ファンケルの存在感を高めていこう」と年頭の訓示を行った。

※ファンケル 島田和幸社長
※ファンケル 島田和幸社長
今年のスローガンは「もっと広く、もっと高く、もっと先へ」
同社の今年のスローガンは「もっと広く、もっと高く、もっと先へ」。守備範囲を広くし、新事業の拡大をにらんで「もっと広く」。グローバルの加速も見据えた。「もっと高く」は、顧客や世の中からの信頼、期待を深め、高めること。デジタル化は必須とし、さらなる仕事の質の向上も掲げた。そして「もっと先へ」。未来を切り拓くため、「今年はジャンプの年にしよう」と訴えた。
加えて、「ダイバーシティ&インクルージョン」の充実も提唱。求められるのは、失敗しないのではなく、未来に向けた新しい取り組みを育み、応援していく「応援力」と、失敗を恐れずにやってみる「失敗力」。「応援力なくして失敗力なし」と、多様な活躍力と結集力と呼びかけた。
注力ポイントは「DX・ファンケルらしいOMO、海外事業・新規事業、人材育成」
その上で、注力するポイントを3つ。「DX・ファンケルらしいOMO、海外事業・新規事業、人材育成」――。まず、デジタル人材育成とITシステムのフル活用を通じて、同社らしいOMOを前進させていくとした。蓄積と進化を兼ね備えた強固なフルフィルメントであるファンケルの通信販売は、顧客基盤・ 分析システムとしてのFITがある。デジタルを自分たちでコントロールし、顧客が求めるスピー ドに対応していくことの必要性を強調した。
「海外事業への注力と新規事業へのチャレンジ」では、アテニアの越境ECとファンケルのサプリメント中国事業が3年で大きく成長したことを挙げ、「未来のためには、海外での新たな成長が欠かせない。そして新しい事業にもいよいよ本気で取り組む」と宣言した。
「人材への投資」を強化へ
「人材育成と活躍の推進」については、今年から教育訓練のための費用を増やし、「人材への投資」の強化を明言。デジタル人材の育成は、デジタルに関わる部署に人を配置し、業務を通じて人を育成するという。また、一層の女性活躍促進の場づくりを強調した。
製販一貫体制のファンケルグループは、部門や役割、従業員一人ひとりの得意分野も多様だ。島田社長は、一人ひとりの暮らし方や人生観の多様さにも触れ、それらを認め、受け入れ、活躍し合える先に、めざすOMO、グローバル推進、新たな価値の創造があるとした。
ファンケルにとっての2022年は、「強みを磨いて、未来への布石を打ち、未来へつなげていく年」。ダイバーシティ&インクルージョンを充実させて、VISION2030でめざす、世界中で愛される会社になるために、ファンケルの存在感を高めていこうと述べた。
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