2022.01.04 通販支援
東京海上日動、「置き配」専用のオールリスク保険を開始
東京海上日動火災保険(株)は2021年12月から、運送事業者向けに、『置き配専用のオールリスク保険』の販売を開始した。同社の「運送保険(ロジスティクスミニ保険)」をカスタマイズし、すべての場所や状況での事故を補償する仕組みを開発した。

「置き配」の盗難・破損に不安を感じる消費者が多数存在
コロナ禍の影響や新たな生活様式のもとで、ネット通販の利用拡大や非対面・非接触での受け取りとなる「置き配」のニーズが増加している。一方、置き配で宅配された荷物の盗難や破損に対して不安を感じる消費者の声は多く、不在時には再配達を選択する消費者が依然として多い傾向にある。また、置き配の際の荷物の破損は、配送中なのか置き配中なのかなど、責任の所在が不明瞭なものもあり、トラブルの際に対応が難しいという問題もある。
運送事業者の人手不足への対応やCO2排出削減という観点から、再配達率の抑制は重要な社会課題の一つ。消費者のニーズに応えつつ、再配達に起因する社会課題の解決のため、置き配の普及・拡大が求められている。こうしたことを踏まえ、同社は運送事業者向けに、 出荷人および消費者のリスクも含めて漏れなく補償を提供できるよう、『運送事業者向けオールリスク置き配保険』開発した。
受け取りまでのオールリスクに対応
補償対象の広さが最大の特長だ。受取完了まで、盗難や水濡れ、破損などオールリスクの事故を対象に、運送業者ごとに事前に設定した1荷物あたりの限度額まで実費を補償する(ただし、紛失は対象外)。また、事故が配送中なのか置き配中なのかなど、どのタイミングでの事故か不明なケースについても保険の対象とする。
置き配ボックスのほか、玄関前やポスト、ドアノブ、自転車かご、物置など、さまざまな場所への置き配に対応する。さらに、実態に見合った保険料に向け、契約時に1年間の置き配見込み個数に基づいて暫定保険料を預かり、期末に確定置き配個数に基づいて精算する。
同社は、『運送事業者向けオールリスク置き配保険』の開発・提供を通じて、再配達率の抑制を支援するとともに、今後は「温度管理貨物の置き配保険」も検討。新たなリスクから守るための最適な商品・サービスの開発・提供を進めていきたいとしている。
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