2021.11.05 調査・統計
「出社したい」人が78%も…中小企業の75%が「今後もテレワーク継続」
イケアの日本法人イケア・ジャパン(株)が4日発表した『オフィスでの働き方についてのWEBアンケート』のまとめによると、テレワークの功罪はどちらも80%台。ポスト・コロナには「出社したい」が80%近くに上り、オフィスに求めるものは同僚との心の「密」だった。

テレワークのメリットがデメリットを上回る
調査は10月5~7日。週1日以上テレワークを行っている全国の会社員600人に、テレワークで感じていることやオフィススペースに何を求めているかを、経営者・総務担当者600人に、オフィススペースのリフォームやレイアウト変更について、2つの調査を試みた。
まず会社員600人。テレワークにメリットを感じている人は89.8%だった。「通勤や移動にかかる時間が削減できる(64.8%)」「時間を柔軟に使って仕事ができる(51.8%)」が主な理由だった。一方で、デメリットを感じている人も84.5%となり、理由は「運動不足になる(45.3%)」「仕事のON/OFFの切り替えがしづらい(34.7%)」など。複数回答可とした調査だったが、メリットとデメリットの双方が混在していることが分かる結果となった。
社員の約8割がコロナ後は「出社したい」
「コロナ後」については、「出社したい」が全体の78.2%に上り、「同僚とのコミュニケーション円滑化(53.9%)」「同僚との雑談(18.3%)」といった理由が目立ち、多くのビジネスパーソンが、テレワークにメリットを感じつつも、オフィスに出社して同僚とコミュニケーションをしたいという、心の「密」を欲していることがうかがえる結果となった。
また、勤務先に「コミュニケーションのためのスペース」を希望する声が66.3%におよび、オフィスに「カジュアルな交流(26.7%)」や「リラックスしたコミュニケーション(26.2%)」)ができるスペースを求める回答があった。
中小企業の経営者・総務担当者は75%が「今後もテレワークを続けたい」
中小企業の経営者・総務担当者600人への調査では、75.1%が今後もテレワークを「続けたい」と回答。49.5%がコロナ禍でオフィスのリフォームやレイアウト変更を「検討したい」と答えていた。
一方で、実施・検討をしなかった理由は「費用がかかる」が最多の34.0%。今後、オフィスのリフォーム・レイアウト変更で重視する点としては、やはり「費用」が70.8%で、次いで「可変性」が30.3%、「環境・品質の重視(持続可能性、サステナビリティ)」が28.5%と、価格を重視する声が顕著となっていた。
「IKEA for Business」を展開するイケアは、オフィスレイアウトのデザインを提案するサービスを提供している。調査結果を参考に、強みである手ごろな価格帯とデザイン力、コンサルテーション能力で、ビジネスパーソンのリモートワーク、オフィスワークなど、多様化する働く空間の快適さをめざしてサポートしていきたいとしている。
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