2021.10.26 通販会社
LOHACO、システムの不具合で329件の個人情報漏えい
アスクル(株)はこのほど、運営する個人向けECサービス「LOHACO」のシステム不具合により、一部の注文情報が別の注文情報として処理され、個人情報が他の顧客に漏えいしたことを明らかにした。対象件数は329件に及ぶという。

一部の顧客に別の顧客の注文メールを送信
同社によると、10月2日11時21分、「LOHACO PayPayモール店」を利用する顧客から、自身の注文ではない内容の「商品発送のお知らせ」メールを受信したとの問い合わせがあった。即座に、「LOHACO by ASKUL」「LOHACO PayPayモール店」を対象に社内調査を実施した結果、システムの不具合で、一部の顧客に対して別の顧客の注文に関する「商品発送のお知らせ」メールが送信されていたことが判明した。
また、注文の配送荷物に貼付されている「送付状」と、同梱されている「納品書」にも、別の顧客情報が印字されていることも分かった。同日12時50分に、システムの不具合解消まで、「商品発送のお知らせ」メールの配信を停止する措置を実施した(14日に配信再開)。
漏えいした情報は送付状の依頼主欄に印字される内容、クレカ情報は含まれず
漏えいした個人情報の内容は、「商品発送のお知らせ」メールに記載されている住所、氏名、電話番号と注文内容。配送荷物の送付状の「ご依頼主」欄に印字されている住所、氏名。荷物に同梱されている納品書の「お名前」欄に印字されている氏名。クレジットカードなどの決済情報は含まれていない。
対象範囲は9月30日12時52分~10月2日14 時11分の間の注文の一部で、「LOHACO PayPay モール店」の注文が328 件、「LOHACO by ASKUL」の注文が1件だった。個人情報漏えいの対象となる顧客に対しては、7日にメールで謝罪と説明。また別の顧客の個人情報が含まれるメールや送付状、納品書を受け取った顧客には情報の破棄を依頼したという。
同社は8日に、認定個人情報保護団体である(一財)日本情報経済社会推進協会に報告。再発防止に向けてシステム不具合の改修を行うとともに、情報管理体制の一層の強化に努めていくとしている。
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