2021.07.26 調査・統計
ハルメク読者、スマホ利用率が85%に…3つのスマホ問題が判明
女性誌販売部数No.1の雑誌「ハルメク」は、8月号で毎年大人気の「スマホの使い方」について特集している。シニア世代がスマホの何に悩み、何を知りたいのか、それはどう説明すれば分かりやすいのか。徹底調査をもとに作り上げた「スペシャル号」だ。
スマホの使い方「分かっているつもり派」が41%に
特集の制作にあたり、定量・定性両面からハルメク世代(50代以上の女性)を徹底リサーチ。社内シンクタンクの「ハルメク生きかた上手研究所」は、スマホ利用に関する読者アンケート「デジタルデバイス調査」を丹念に行ってきた。その結果、ハルメク世代の「スマホ生活の現在地」が見えてきた。それによると、ハルメク読者のスマホ利用率は85%以上。LINEや文字入力の利用率は60%以上になり、写真撮影も58%が利用していた。
「使いこなしていると思うか」「使いこなしたいという意欲は」を、各7段階でヒアリングし、レベルごとに5タイプに分けた結果、使いこなしている「自信」も、使いこなしたい「意欲」も、真ん中レベルの「分かっているつもり派」が、前年と比べて37.6%から41.4%に増加。両方とも高い「とことん派」の18.6%を大きく上回っていた。
セキュリティへの関心も高い結果に
定量調査に加えて30人の読者に一週間、毎日スマホに関する悩みなどを書く「スマホ日記」をつけてもらった。この定性調査から見つかった特徴は、「基本的な操作は知っているけれども、うまくできていない人が多い」ことだった。「つい何回もボタンを押してしまう」「メールの既読や削除の作業が大変」などだ。
そのほか、スマホ日記に書かれたコメントから、セキュリティへの関心が高いことも分かった。「迷惑メールをブロックしたいけれど、やり方が分からない」「SMSで『荷物を届けたが不在』と、怪しいお知らせが届いた」。一方、スマホにマンネリを抱くベテラン派も。「いつもLINE とカメラぐらいしか使っていないので、もっと便利な使い方を知りたい」
「操作うまくできず・用語が不明・スマホ内のごちゃつき」が問題化
こうした定量・定性調査の結果をもとに、「ハルメク世代のスマホ問題」を3つにまとめ、これらの悩みに沿ってスマホの使い方を解説している。「操作がうまくできない」「スマホ用語がよく分からない」「スマホの中がごちゃついている」――。
例えば、タップがうまくできないという声には、「ごまトレーニング(ごまトレ)」を提案。力加減と命中率が悪い可能性があるということで、ゴマを1粒、指の腹で拾い上げるような感覚で、と紹介。ほかにも、スマホを3年以上使い続けて出てきた「スマホの中のごちゃつき」を解決する「スマホの片づけ術」や、巧妙な「詐欺メール」などについても対処法を紹介している。
山岡朝子・ハルメク編集長は、「スマホの世界は日進月歩。1年前に覚えたことがもう古くなってしまったり、新しい機能を知らないまま宝の持ち腐れになっていたり。流れについていけずに悩むハルメク世代の女性たちに向け、今年も全力のスマホ特集ができました」とコメントしている。
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