2021.06.25 通販支援
Facebookがショップ広告を開始、FBとInstagramの決済手数料が1年間無料に
Facebook社はこのほど、コマース領域の取り組みとして、よりパーソナライズしたショッピング体験を実現するためのショップ広告の拡充と、AI・AR分野への投資を発表した。その一環として、2022年6月までの1年間、FacebookとInstagramのチェックアウト(決済)機能を利用している出品者への手数料を免除する。

Facebookショップ訪問者は毎月3億人超、パーソナライズ広告を開始
同社がショップ機能を導入して1年。コロナ禍の影響で事業をオンライン化する企業を支援してきた。月間アクティブショップ数は120万店、毎月ショップを訪れる利用者数は3億人を超えている。同社はショップ機能へのさらなる投資で経済回復を継続的に支援するとした。利用者ごとにパーソナライズされたショッピング体験を提供したいと、ショッピングの好みに応じてパーソナライズされた広告体験を提供するショップ広告を導入する。
利用者のショッピング行動に基づいて、最も購入しそうな場所に送客できる広告を、いま米国でテスト中という。将来的には、特定の顧客に特別なオファーやプロモーションを提供することで、企業のショップ広告をさらにパーソナライズできる方法を検討していく。
InstagramにAI活用のビジュアル検索ツールを導入
同社はARやAIにも投資しているが、InstagramにAIによるビジュアル検索ツールを導入し、利用者がより簡単に新しい商品を発見できるようにするほか、AR体験を通じて購入前に商品を体験し、イメージしやすくなるようにする。さらに今年、花柄のワンピースの画像をタップすると類似商品を見つけられるなど、新たなビジュアル検索機能のテストを米国で開始。将来的には、利用者が撮影した画像からもビジュアル検索を利用できるようにしたいという。
同社によると、オンラインショッピング利用者の3分の2は自宅で商品をバーチャルで試着したいと回答している。そこで、顧客が商品を購入する前に使用感を試せるよう、API連携を通じて、ARを活用した試着体験をショップ機能内で提供できるようにする。現在はビューティ業界向けAPIを試験的に導入。LancomeやLaura Mercierなど330のブランドがInstagram上のショップでAR体験を提供している。今後はインテリアなどの業界にも拡大する。
既存の広告プロダクトにARを統合
さらに、優れたパフォーマンスを誇る既存の広告プロダクトにARを統合し、Facebook上で商品を販売する企業に、より充実したオプションを提供することを検討。近い将来、企業や広告主がより簡単に、コスト効率良くカタログをARに取り込めるようにしたいと考えている。
また、一連の取り組みの一環として、Facebook上でAR対応のダイナミック広告を試験的に導入。広告主がAR商品カタログをアップロードすると、利用者の興味関心に関連する商品が自動的に表示され、広告を通じてARを活用したバーチャルな試着体験を訴求できる。多くのブランドがテストに参加しており、年内にはさらに多くの企業にを拡大する予定でいる。
これらのアップデートに加え、一部の国でショップ機能を拡大し、提供するプラットフォーム上で利用者がより簡単にショップにアクセスし、商品を発見できるようにする。また、今後数か月のうちに、Instagramの決済機能に対応している商品について、購入者がレビューや評価を投稿できるようにするという。
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