2021.06.22 ECモール
物流施設「Landport多摩」の全フロアを賃借、楽天が八王子に新物流センター設立
楽天グループ(株)は21日、野村不動産(株)が開発する大型物流施設「Landport多摩」(東京都八王子市)の全フロアを賃借し、物流センターを新設すると発表した。2023年までに「Rakuten Fulfillment Center Tama(仮)」として稼働開始予定という。

EC需要拡大で複数の新物流拠点を開設へ
楽天は現在、千葉県流山市、習志野市および大阪府枚方市で、「楽天市場」の出店店舗の商品の保管から出荷までを担う、総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターを運営。また、千葉県市川市、兵庫県川西市、神奈川県横浜市および相模原市では、「楽天ブックス」や「Rakuten Fashion」「楽天24」「楽天西友ネットスーパー」などの直販サービスの物流センターを運営している。
新しい生活様式の浸透によるECの需要拡大に伴い、既存の物流センターの稼働率が上昇することが想定され、新たに複数の拠点を開設することにした。同じく23年に稼働開始を予定する福岡県糟屋郡と大阪府八尾市のほか、大阪府茨木市、神奈川県大和市に新設予定がある。楽天は、EC物流の健全化を目的に、楽天市場の包括的な物流・配送サービスを構築するワンデリバリー構想を掲げており、物流センターの新設もその一環となる。
「Rakuten Fulfillment Center Tama」は首都圏の広域にアクセス可能
なお、物流拠点の運営などを担う楽天の物流事業は7月1日、楽天と日本郵便(株)がともに出資し共同運営するJP楽天ロジスティクス(株)へ承継される。横浜市と大阪府茨木市の「楽天西友ネットスーパー」の物流センターは、承継の対象外となる。
「Rakuten Fulfillment Center Tama(仮)」は延べ床面積約 1万5000坪で、JR横浜線・京王線の橋本駅より徒歩約23分、圏央道の相模原ICから約8.5kmに位置し、広域にアクセス可能なエリアに位置している。
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