2021.05.19 通販会社
フジテレビ、海外に向けた番組コンテンツECサイト「ジェット」開始
(株)フジテレビジョンは、世界に向けてネット上で番組販売が可能となるECシステム『JET(ジェット=Japan Entertainment TV programs market)』を導入し、17日から運用を開始した。
日本のテレビ局が最も注力している分野の一つである海外ビジネス部門で、DX推進の一環となる番組販売ECシステムを、日本のテレビ局として初めて導入した。

日本のテレビ局が最も注力している分野の一つである海外ビジネス部門で、DX推進の一環となる番組販売ECシステムを、日本のテレビ局として初めて導入した。
商品を下見して購入するように、番組の購入が可能に
現在、海外のテレビ局や映像配信プラットフォームと行っている番組販売ビジネスを大胆にIT化。ネット上で番組の下見から販売までできるシステムだ。世界中のバイヤーは会員登録後、他のECサイトで商品を下見して買うかのように、簡単に番組を購入することができる。フジテレビによると、コンテンツのトレイラーを自由に下見でき、欲しい作品を選んで期間や地域などを入力するだけで、番組の購入から素材の受け渡し、請求書の発行まですべてシステムの中で行うことができる。言語も英語、中国語を標準装備し、日本語にも対応する。
海外バイヤーとのやり取りをEC化
いままでの海外ビジネスでは、セラーはコンテンツを買ってくれる海外のバイヤーとメールで連絡を取りながら、手作業で作業を行って番組を販売してきた。『JET』は最新のIT技術を使い、それらをオンライン上で簡単に行なえるようにして新たな商流の開拓をめざす。『JET』には、全話放送が終了し海外番販が可能となった最新作品「監察医 朝顔」「ルパンの娘」などを筆頭に、かつてアジアでも大ブームを巻き起こした「東京ラブストーリー」や「ロングバケーション」、海外でもリメイクされている「白い巨塔」など、たくさんの名作が掲載されている。バイヤーは、ドラマのジャンルや脚本家、監督といったキーワードから検索できる。
日本のコンテンツを世界中のバイヤーが購入可能に
フジテレビは現在、グループ会社と共同で海外へのセールスを行っている。『JET』の稼働により、これまでのマーケティング戦略を抜本的に見直し、ネット上の映像配信プラットフォーム事業者とのビジネスを推し進める。大手プラットフォーマーに加え、いままでリーチすることの難しかった地域のバイヤーとも、システムを使いながらコミュニケーションを取り、新しいビジネスを開拓していく考えだ。この秋を目標に、「セラーとして登録できる機能」をシステムに追加。日本の他のテレビ局やアニメ会社、制作会社などさまざまなコンテンツホルダーが、『JET』を使って世界中のバイヤーに向けて自らのコンテンツをセールスできるようにする。今後は、過去に閲覧・契約した作品をもとに、おすすめ作品や関連作品をAIで自動リコメンドする機能なども拡張予定という。
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