2021.04.14 通販会社
白鳩決算、増収も2億8700万円の純損失…システム販売が大幅に遅延
(株)白鳩が13日発表した2021年2月期(20年3月~21年2月)決算によると、売上高は前期比8.4%増の56億9400万円、営業損失は1億7200万円(前期は4600万円の営業損失)、純損失は2億8700万円(前期は1億3800万円の純損失)となった。
売上増も2度の緊急事態宣言で苦戦、システム不具合も
同社は主に、インナーウェアをメーカーから仕入れ、ネット上のさまざまなチャネルを通じて、個人の顧客に販売するEC(インターネット通販)事業を展開。今期は、新型コロナウイルス感染拡大による2度の緊急事態宣言の発出などで苦戦を強いられた。
一方、販売チャンネルの拡充や顧客目線に立った品揃えの強化、新たな顧客層の獲得やブランディング、PBコラボ商品の強化に努め、巣ごもり消費拡大も相まって売上高は計画比102.4%と上回った。特に他社との差別化と、高い利益率が見込まれるPBコラボ商品の売上比率は、前期の19.6%から23.8%と順調に推移した。
売上の計画比は上回ったが、新本社移転直後に発生した物流システムの不具合や、出荷オペレーションの停滞による販売の機会損失も発生。開発が大幅に遅延していたシステム販売にはソフトウエアなどの仕様変更が伴い、納品の見通しが立たず、今期の売上計上を断念し、特別損失7200万円を計上。運営する企業主導型保育施設でも赤字が拡大した。
au PAYマーケットやPayPayモールなどのアワードで部門賞
そうした中で、au PAYマーケット ベストショップ大賞2020「インナー・ルームウェアカテゴリ賞」大賞、PayPayモール レディースファッション部門「年間ベストストア2020」の第2位を受賞。多くのユーザーから支持を得ることができた。
22年2月期の通期業績予想は、売上高が前期比8.9%増の62億円、営業損益が1億1000万円、純損失は1億4500万円を見込んだ。引き続き、顧客ニーズに合致した商品アイテムの拡充と、利益率の高いPBコラボ商品の企画開発・拡販に努め、販売管理体制の向上を推進する。新型コロナウイルス感染拡大の影響については織り込んでいない。
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