2021.04.14 調査・統計
希望する配送方法がない場合、3割が「別の場所で購入」経験あり
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行う(株)ネオマーケティングが13日発表した『ECサイトの梱包から配送に関する調査』によると、必要性と印象の両方で、ごみを増やしたくないという意識や環境に配慮したいとういう考えが9割という結果が浮かび上がった。
EC購入の頻度が増加傾向に
調査は3月26~29日。20~69歳の男女1000人に聞いた。新型コロナウイルスの感染拡大はEC需要の急増につながり、そこに不可欠なのが梱包や配送。梱包のコンパクト化やパッケージ型梱包資材の利用といったショップ側の対応が増えている中、生活者のEC利用実態から梱包、配送に対する意見、印象についてアンケートした。
コロナ前と現在のECによる商品購入頻度は、1か月に1回以上の頻度で利用していたユーザーは、頻度が微増。一方で、半年に1回以下だった人が、3か月に1回以上になった割合は5.7%。EC利用者のすそ野が広がっている傾向が明らかになった。
よく購入する商品は、「通常商品」では書籍、文房具、ガーデニング・DIY関連、生活雑貨・インテリア、グルメ・ドリンク、美容・健康関連、キッズ・ベビー・マタニティ関連、衣服・鞄・靴、スポーツ・レジャー関連、車・バイク関連、ペット関連。「こわれもの商品」では、アクセサリー関連、家電・コンピューター、CD・DVD、おもちゃ・趣味関連、楽器関連など。
「環境に考慮した梱包」が必要性・良い印象ともに9割に
「通常商品」「こわれもの商品」に、趣味や消費など「商品の用途」を掛け合わせ、求められる梱包や印象がいい梱包について聞いた。それによると、選択肢として提示した「商品を傷めないように多くの緩衝材を使用」「商品よりも大きな梱包資材を使用」という包装の形状に、5割以上が「必要・好印象」で、用途が趣味用となるとその傾向が強まっていた。この傾向は「ブランディングのため、おしゃれな梱包資材を使用」についても同様だった。
しかし、最も多かったのは「環境に考慮した梱包」という提示案についての意見。「ゴミが増えないよう、簡易的な梱包資材が使用されている」「環境のため、環境に配慮した梱包資材が
使用されている」は、必要性・印象の両軸で、ともに9割に達していた。
希望する配送方法がない場合、3割が別の場所で購入
ECサイトで商品を購入した際の経験について、「ある」「たまにある」として3割を超えたのが、「希望する発送方法がなかったため別の店に変えたこと」「ポスト投函(メール便など)が選べず不満だったこと」「配送を急がなくても良い旨を伝えたかったこと」。
特筆すべきは「配送を急がなくてもいいことを伝えたかったことがある」(33.2%)。コロナ禍で配送量が増えた配達員への配慮か、「急がない配送」を望む声。通常配達を選択することも1つの方法だが、翌日配送・即日配達が選択できることと同様に、「急がなくていい」と意思表示できる方法を検討してもいいかも知れない。
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