2021.03.30 調査・統計
ネット通販の後払い決済、「利用経験あり」は71%…滞納が12.4%に
Office Withが29日発表した「後払いシステムの利用経験の有無や滞納経験などのアンケート」の結果によると、約7割が「利用経験あり」だったが、一方で1割を超える利用者に「うっかり滞納経験」があることが判明した。
後払い決済を利用する理由「お金がないから」「商品が届くか不安」などが多数
調査は24~27日。運営するクレジットカードレビュードットコムで、年齢を問わない360人を対象に実施した。それによると、後払いシステムの利用経験がある割合は71.7%(280人)に上っていた。ネット通販やフリマアプリで気軽に使える後払いシステムは、いま支払うことができなくても、給料が入ってから支払うこともできることから、利用者は拡大傾向にあるという。
後払いシステムを利用する理由については、「利用経験がない」の28.3%(102人)を除き、一番多かったのは「欲しい商品を買うタイミングでその時にお金がなかったから」の26.9%。「商品自体が届くのか不安だった(偽物の可能性など)」が15.3%、「クレジットカード情報を入力するのが不安」(5.3%)、「便利だから」(5.0%)と続いた。
滞納経験者が12.4%存在
後払いシステムは、いま手元にお金がなくても欲しい商品が購入できる便利なサービスである一方、お金がなくても購入できてしまうとも言える。後払いシステムを利用した経験がある人で、滞納をしてしまった人はどの程度いるのか――。集計では12.4%(32人)が、「滞納経験がある」と回答した。(グラフは利用経験がない人も含めた数字)。
同社は「意外にも、利用経験がある10%以上の人が滞納してしまった経験があることは、重く受け止めるべき数字」と、「衝撃の事実」と受け止めている。滞納してしまった理由として挙げられていたのが、「支払期限までにお金が入ってこなかった」「後払いの請求書のことを忘れていた」などがあり、市場が拡大していくと見られる中、どのように滞納する人を減らしていくのかなど、事業者にとっても重要な課題が浮かび上がったとしている。
最後に、今後も後払いシステムを利用するかどうかを聞いたところ、「はい」が全体の34.7%(125人)、「場合によってはするかも」と答えた人は46.7%(168人となり、合わせると81.4%(293人)が利用する可能性があることが分かった。
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