2021.03.09 ECモール
スーパーから自走ロボが公道を配送!楽天・西友・横須賀市がサービス化
楽天(株)と(合)西友、横須賀市は8日、同市の馬堀海岸地域で、自動配送ロボット(UGV:Unmanned Ground Vehicle)を使って、西友馬堀店の商品を近隣の住宅地に配送するサービスを、23日から4月22日まで提供すると発表した。自動配送ロボットが公道を走行してスーパーの商品を地域住民に届けるのは、国内初となる。
スマホで注文→自宅まで配送ロボがお届け
自動配送ロボットによるサービスは、対象地域の住民が、専用のスマホ向け注文サイトから商品を選び、住所と配達時間帯を指定して注文、もしくは西友馬堀店で購入した商品をサービスカウンターに持ち込んで配送依頼をすることで、手数料無料で利用できる。
自動配送ロボットが利用者の自宅前に着くと、自動音声による電話で到着を連絡。利用者はロボット側面の操作パネルに暗証番号を入力して扉を解錠し、商品を受け取ることができる。なお、ロボットの走行中は、同地域から約5 km離れた電波・情報通信技術を中心としたICT技術の研究開発拠点「横須賀リサーチパーク」から遠隔監視する。
3者は、2019年に市が推進するスマートモビリティ(賢い移動運搬手段)を活用した新規ビジネス創出や、社会的課題解決をめざす「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」の一環として、自動配送ロボットやドローンを活用した一般利用者向け配送サービスを期間限定で提供してきた。
公道走行実証実験を経て公道配送を確認
また、楽天と市は、20年11月に包括連携協定を締結し、自動配送ロボットやドローンによる無人配送を通じた地域課題の解決に向けて連携を深めている。今回のサービスは、20年12月に同地域で実施した公道走行実証実験を経て、自動配送ロボットが安全に公道を自動走行できることを確認し、実現した。
自動配送ロボットによるサービスは、23日から4月22日の期間中、火曜日と木曜日のみ計10日間。パナソニック(株)製の長さ115×幅65×高さ115 cm、最大積載量30 kgで最高速度4 km/hという低速・小型のロボットが、馬堀海岸の住宅地(約200×約120 mの範囲)をめぐり、商品を送り届ける。
米・飲料・歌詞・日用品など約400点を販売、生鮮食品は対象外
注文できる商品は、西友馬堀店で取り扱う米や飲料、菓子、調味料、日用品などの計約400点で、生鮮食品や要冷蔵・冷凍食品、割れ物などは除く。受付は10時~15時30分で、配送枠は11時、12時、13時、14時、15時、16時発の計6枠。暗証番号は注文サイトでの注文完了時、またはサービスカウンターでの配送受付時に通知する。
3者は、自動配送ロボットなどの新たなテクノロジーによるイノベーションとデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させ、スマートモビリティを活用した地域課題の解決を推進していくとしている。
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