2021.03.05 通販会社
ユニクロとジーユー、商品価格を税込の総額表示に統一
(株)ファーストリテイリングが運営する「ユニクロ」と「ジーユー」は12日から、すべての商品価格を総額表示に変更し、これまでの商品本体価格をそのまま消費税込みの価格にする。これにより、現在の価格と比較して約9%お得な価格になるという。同社が4日明らかにした。
「消費税転嫁対策特別措置法」失効で4月から総額表示義務化へ
4月1日から消費税を含む税込総額の価格表示が義務付けられるのに先駆けての対応。消費税率引き上げに伴い、2013年10月に施行された「消費税転嫁対策特別措置法」は、特例として税込み価格の非表示を認めている。
この措置は18年9月30日までから21年3月31日までに延長になっていた。3月末で失効することから、小売業などは4月以降、消費税相当額を含む支払総額が一目で分かるような表示を求められることになる。
オンラインストアでの表示価格もすべて税込み価格に
総額表示によるユニクロ商品のタグ表記例は、例えば20年冬商品の商品タグは「本体価格¥1990+消費税」だったが、21年春商品の商品タグは「¥1990」のみとなる。「1990円+消費税=2189円」の商品が、「税込みで1990円」になり、現在の価格と比較して実質約9%の値下げに。タグやオンラインストアに表示される商品価格は、すべて税込み価格で、表示金額をそのまま支払うことで、余分な計算は不要で買い物をすることができる。
こうした対応に、同社の柳井正・代表取締役会長兼社長は、「私たちは、できるだけ多くの商品の価格をそのままに、消費税込みの求めやすい価格で販売し、お客様の生活に寄りそっていきたい。これからもLifeWearを提供し、服の領域で社会を支えるインフラ企業になりたい。これが我々の使命であり、存在意義だ」とコメントしている。
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