2021.02.26 通販支援
ネップロとJCBが資本連携、国内外で後払い決済の事業連携へ
(株)ネットプロテクションズホールディングスは25日、(株)ジェーシービーを引受先とする約60億円の第三者割当増資について合意したと発表した。今回の資金調達で、JCBの同社に対する出資比率は10.24%となる。併せて、国内外で拡大するBNPL(Buy Now, Pay Later=先に買って後から支払う決済)市場での事業連携を開始する。
成長続ける「NP後払い」「NP掛け払い」
同社は、子会社の(株)ネットプロテクションズを通じて、BtoC EC向けの後払い決済を軸に2002年からサービスを展開。19年度には、同社グループの主力サービス「NP後払い」の年間流通総額が2900億円、年間ユニークユーザーは1450万人以上、累計利用件数は2億件に達するなど、国内ECの決済プラットフォームとして成長してきた。
また、BtoB向け後払い決済「NP掛け払い」は現在、加盟企業数約2300社、年間流通総額は590億円、累計取引件数は780万件を超えており、企業の掛け売り業務すべてを代行する決済インフラとして成長させている。
多様な決済ソリューションと運営オペレーションを連携
同社グループでは国内外で拡大するBNPL市場のプラットフォームおよびBtoB決済インフラとしてのさらなる成長のため、さまざまな取組みを続けているが、一層の事業推進強化をめざし、資本提携を進めることとなった。
日本発唯一の国際カードブランドを運営するJCBの豊富な加盟店ネットワークと多様な決済ソリューション、それを支える高度なサービス運営オペレーションと連携することで、「NP後払い」「NP掛け払い」に加えて、BtoC向けカードレス決済「atone」でも、さらなるサービス拡大と品質向上の実現をめざす。
「提携で両社の発展が加速」柴田CEO
同社の柴田紳社長(CEO)は、「クレジットカードと後払い決済という、決済市場における二分野のリーディングカンパニーの提携で、大きなシナジー効果があると考える。BtoC、BtoBそれぞれの領域で、双方の加盟店ネットワークやオペレーションなどを連携することで、両社の発展がさらに加速することに繋がる」としている。
JCBの浜川一郎・会長兼執行役員社長は、「ポストコロナにおいてEC市場はさらに大きく成長すると思われるが、EC取引の決済手段としてBNPLとカードは優れた補完関係にあり、ネットプロテクションズHDと協働してシナジーを実現することで、ユーザーに喜んでもらえる質の高いサービスを届けたい」と期待している。
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