2021.01.20 ECモール
「Rakuten Fashion」で複数販路のデータを一元管理するプラットフォームを開始へ
楽天(株)は19日、運営するファッションECサイト「Rakuten Fashion」で、サイトに参加するファッションブランドショップを対象に、複数販路におけるさまざまなデータを一元管理するデジタルソリューション『Rakuten Fashion Omni-channel Platform』を、今夏をめどに提供すると発表した。ファッション業界の構造改革を支援するのが目的だ。
複数販路の商品販売履歴をシステムに反映
コンセプトは「在庫」「顧客」「商品」情報の一元管理を行い、オムニチャネルを実現するデジタルプラットフォーム。楽天は同日、ブランドショップからのサービス導入の申し込み受付を開始した。サービス開始時には、ブランドショップが展開する実店舗や自社ECサイト「Rakuten Fashion」を含むECプラットフォームなど、複数の販路での商品販売履歴をシステム上の在庫情報にタイムリーに反映させ、一元管理できる機能を提供する。
これにより、ブランドショップは各販路での商品在庫を最適化するとともに、販売の機会損失の低減が臨める。また、「Rakuten Fashion」と自社ECサイト上で、実店舗の商品在庫情報の表示が可能になり、オンラインからオフラインへの送客を図ることができる。
さらに、楽天がオプションとして提供する複数の販路に向けた商品在庫の保管や、注文状況に応じた出荷と配送を行うフルフィルメントサービスを併せて利用することで、倉庫間の輸送に伴う費用や、商品の受注から出荷にかかる時間を削減できる。
物流や一元管理など複数のシステムを融合
同サービスは、楽天のファッションECサイトと物流フルフィルメントサービス運営の知見に加え、複数の企業のシステムやノウハウを融合し、実現する。具体的には、フロー・メイカーズHDとグループ会社の(株)エムエルシーが提供する在庫一元管理システムと物流倉庫運営ノウハウ、(株)AMSやダイアモンドヘッド(株)などの複数企業が提供するマルチモール連携基幹システムとEC構築支援ノウハウを活用し、複数販路に向けた在庫情報の一元管理を実現する。
すでに、これらの企業と連携し、複数販路の在庫の一元管理やマルチモール連携システムを自社で構築しているブランドショップは、既存のシステムを生かしながら、導入コストを抑えつつ、早期にサービスを導入することが可能だ。
楽天は、2019年9月より「Rakuten Fashion」構想を掲げ、ファッションのDXを推進。ユーザーへより付加価値の高いサービスを提供することをめざしており、同サービスの提供はその一環となる。
■「Rakuten Fashion Omni-channel Platform」
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