2020.11.30 ECモール
ハンドメイドマケプレのクリーマ、東証マザーズに新規上場
日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営する(株)クリーマは、27日に東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場(IPO)した。
クリエイター20万人、アプリDL1000万回突破
同社の中心的なサービス「Creema」は、創作活動に取り組む全国のクリエイターと、生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイス。2010年5月にサービス開始以来、約20万人のクリエイターによる1000万点以上のオリジナル作品が出品登録され、スマートフォンアプリのダウンロード数は約1000万回を突破。取扱高は国内最大級の事業規模となっている。
また、オンライン上だけでなく、東京ビッグサイトでの大規模イベント「ハンドメイドインジャパンフェス」の開催や、常設のエディトリアルショップ展開など、Creemaに出店するクリエイターの作品を生活者がリアルの場で購入できる取り組みも進め、日本のクラフト文化の醸成に力を注いでいる。
こうした事業活動は、本業として作家活動を行うクリエイターや、これから本格的に作家としての活動を志望しているクリエイターなど、プロ志向のクリエイターらから支持を得ている。
16年から中国語版も展開
16年7月には中国語版「Creema」をリリースし、台湾に子会社を設立。「Creema」のプラットフォームを活用し、クリエイター・企業・地方公共団体のマーケティング支援などを行うプラットフォームサービスも提供している。その一環として、作品プロモーションと呼ばれる広告機能を18年9月にリリースし、内部広告サービスの提供を開始した。
今年6月には、ハンドメイドに限定せず、あらゆるジャンルのクリエイターの創造的な活動を応援することに特化した、購入型クラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」も始めている。
中間期の売上高は10億円、純利益2億円
同社グループの収益は、「Creema」上での販売手数料収入に加え、プラットフォームサービスでの各種広告収入、イベント・ストアサービスにおける出店料・入場料、および販売手数料収入、そして、クラウドファンディングサービスの成約手数料などから構成されている。2021年2月期第2四半期(20年3~8月)連結決算は、売上高が10億3750万円、営業利益が2億48,50万円、純利益は2億3680万円。
同社は上場に際し、「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい経済圏を確立する」ことをめざし、サービス拡充と企業価値向上に取り組む姿勢を示している。
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