2020.11.27 通販支援
Eストアー中計、売上目標2倍…ハンズオンDXでの自社EC事業を開始
ECサイト構築・ネット通販総合支援を手がける(株)Eストアーは26日、最終年度を2024年度とする中期経営計画「Dynamic Ascension」を策定し、発表した。EC支援事業(拡張既存事業)とハンズオンDX事業(新規事業)を戦略の軸に、新生Eストアーグループとして再定義。20年度水準に対して売上高で2倍となる100億円をめざす。
大型で高度な「総合EC環境の提供」へ
同社によると、社会のパラダイムシフトが急速に進む中、企業経営には急激で非連続の大変化が求められている。過去最大の企業IT化であるDXが始まり、どんな企業もDXの中心といえるECへの対応や促進が重要になってくる。さらにその手法もパラダイムシフトしているいま、同社にとっても従来とは異なる取り組みが必要になっている。その根幹が、シナジーグループの形成により、より大型で高度で迅速な「総合EC環境の提供」だとした。
EC支援事業に関しては、グループ全体で、改めて「ECビジネスプラットフォーム提供事業者」と再定義し、システムやマーケティング、フルフィルメント、決済などの総合的な提供で、EC支援事業を展開する。
チーム体制でデータ分析や高度な運用に素早く対応
これまでの10年間は、システムやマーケティングなどが個別に提供、活用されてきたが、広告などITの手法が極度に発達したいま、EC事業者はデジタル社会における販売や販促、流通と顧客が連携された高度な運用や分析などの素早い対応が重要になっている。同社はそのポートフェリオを満たすチーム体制で対応するとしている。
こうしたEC支援事業のほか、20年間培ったナレッジ&ノウハウを生かし、自社が主催者となるEC事業への参入意向も示している。これは今回の中期経営計画期間からスタートするが、長期戦略として位置付けている。
ポテンシャルが高い企業に必要なソリューションをすべて提供
理由として、中期経営計画のさらに先には、一層深まる人口減やデフレ、デジタル社会の予測からARPUとLTVが経営の主軸になることが予想され、その準備に資するもので、優良な商品や製品、顧客基盤を持ちながらも、ECノウハウや運営人材、資金不足から、秀逸な事業資産を生かし切れていない企業に対して出資を行うハンズオンにより、必要なソリューションをすべて提供するとした。
中期経営計画の5カ年は、20年度現在に対して売上高を2倍の100億円、営業利益で4倍の20億円、内訳ではEC支援事業でその75%、ハンズオンDXで25%をめざすもので、株式市場の変更や子会社の上場も可能な水準の業績とガバナンスの整備を行っていくとしている。
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