2020.11.09 通販会社
新日本製薬通期、通販好調で収増益…ECモールへの広告投資が奏功
新日本製薬(株)がこのほど発表した2020年9月期(19年10月~20年9月)決算は、売上高が前期比0.5%増の337億2800万円、営業利益が同16.2%増の33億2900万円、純利益が同16.3%増の21億2200万円となった。
消費マインドの低下と新型コロナの影響を化粧品通販でカバー
消費税率引き上げに伴う前期への売上前倒しによる反動と、その後の消費マインドの低下に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う直営店舗・卸売・海外の各販売への影響があったものの、化粧品を中心に販売拡大に取り組み、前期比で増収となった。
通信販売では、主力商品のパーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズの販売が堅調だったことに加え、オールインワンジェルと併用可能な季節限定商品の販売が好調に推移。また、国内EC販売での新規顧客の獲得施策や外部ECモールへの積極的な広告投資により国内EC売上が好調に推移したことで、売上高は前期を上回る結果となった。
コロナ禍で直営店舗・卸売販売が苦戦、海外販売はECが好調
直営店舗・卸売販売においては、バラエティショップや総合スーパーを中心に取扱店舗数の増加や売り場の拡大施策に継続的に取り組んだが、コロナ禍による店舗の臨時休業や外出自粛による客数の減少により、売上高は前期を下回る結果となった。
海外販売は、第1四半期は中国を中心に売上高が好調だったが、第2四半期でコロナ禍による影響を受け、中国国内の物流停止や中国向け輸出の延期などが生じて販売活動が一部影響を受けたが、海外EC販売の伸長により、売上高は前期を大きく上回った。
21年9月期の通期(20年10月~21年9月)業績見通しについては、売上高が前期比3.8%増の350億円、営業利益が同5.1%増の35億円、純利益は同8.4%増の23億円を見込んだ。先行きは不透明で、新しい生活様式の浸透で消費者の価値観や消費者行動は大きく変化しているとした上、保有するデータベースと、それを支えるシステムの強化を進め、美と健康に関する商品群のダイレクトマーケティングを推進する戦略を強化するとしている。
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