2020.10.01 ECモール
楽天モバイル、5Gが無料の新料金プラン…他社の71%オフに
楽天モバイル(株)は9月30日、携帯キャリアサービスで第5世代移動通信システム(5G)を用いた通信サービスの提供を開始した。併せて、これまでの月額料金2980円の「Rakuten UN-LIMIT 2.0」をアップグレードし、料金はそのままで4G+5Gサービスを利用できる新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT V(ファイブ)」を発表した。
三木谷氏「清水の舞台から飛び降りるつもりで」
三木谷浩史会長兼社長は、同日の会見で「4Gの料金のままで5Gが使える。わかりやすく言うと『ただ(無料)5G』。5Gでも皆さまに使っていただけるように頑張っていきたい」と語った。他社の5Gサービスは、通常料金に使用料が約1000前後プラスされるものが多いにもかかわらず、楽天モバイルは料金をプラスせず、現状の価格のまま提供する。
ドコモ・au・ソフトバンクと比較して、大容量+かけ放題のプランは71%安くなる。三木谷氏はこの決断について「清水の舞台から飛び降りるつもりでやった」と語り、5Gでのシェア争いでなりふり構わずに勝負に出た。
5Gも1年間無料キャンペーンの対象に
「Rakuten UN-LIMIT 2.0」を契約しているユーザーは今後、5Gサービスエリアで5G対応製品を使うことで、追加料金なく5Gを利用できる。楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」は、複雑な条件がなく、「誰でも使いやすい料金プラン」がコンセプト。同日から、楽天モバイルが提供する料金プランは、「Rakuten UN-LIMIT V」のワンプランになる。
すでに「Rakuten UN-LIMIT 2.0」を契約者は、「my 楽天モバイル」アプリかウェブサイトから「Rakuten UN-LIMIT V」へのアップグレードの手続きができる。また、手続きをしない場合でも10月12日から順次、5Gに対応した「Rakuten UN-LIMIT V」へのアップグレードが自動的に適用される。「Rakuten UN-LIMIT V」は、3月から実施している新規契約300万人を対象にしたプラン料金1年間無料キャンペーンの対象となる。
サービス開始時はエリア限定、21年3月に全国にサービスを拡大
5Gサービスエリアは、同日現在で東京都、神奈川県、埼玉県、北海道、大阪府、兵庫県の一部地域。東京でも世田谷区と板橋区の一部のみと、まだ限定的だが、今後はエリア拡大を急ぎ、2021年3月までに全都道府県でのサービスを開始するとしている。サービス開始時点での通信速度は、下りが最高約870Mbps、上りが同約110Mbpsだが、11月中には下りが同約2.8Gbps、上りが同約275Mbpsまで高速化する予定という。
また、楽天モバイルは同日、新製品として5G対応のオリジナルスマートフォン「Rakuten BIG」を発表。「楽天モバイル」公式サイトと「楽天モバイルショップ 二子玉川店」で発売を開始した。なお、6月から販売している「AQUOS R5G」は、シャープ(株)が配信するソフトウェアのアップデートにより、5Gサービスを利用できるようになる。
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