2020.08.28 調査・統計
フリマアプリが新品購入のきっかけに!?「ラクマ」ファッション意識調査
(株)アパレルウェブが運営する会員組織アパレルウェブイノベーションラボがこのほど発表した「フリマアプリユーザーにおけるファッション二次流通(フリマアプリ)に対する意識調査」によると、ユーザーはもちろん一次流通の企業も「ポジティブ」な評価をしており、フリマアプリはブランドを知り、新品購入する「きっかけ」になっていることが分かった。
調査の対象にしたのは、フリマアプリの楽天「ラクマ」ユーザー8937人(女性が約6割)と、アパレルウェブの取引先を中心としたファッション企業37社。ユーザー調査は7月15、16日に、企業調査は7月21日~8月7日にかけて実施した。
企業の7割「一次流通に影響」ある
企業側の意識によると、37社中28社が「フリマアプリによる自社サービス(一次流通)への影響がある」と回答。一方、ネガティブ、ポジティブ両軸の印象を聞いた結果では、ポジティブに受け止めている企業が多く、23社が「サステナビリティの側面でポジティブに受け止めている」。「自社商品を顧客以外に知ってもらえる機会になるのでポジティブ」とも回答もあった
企業への調査でも多くが期待していた「二次流通(フリマアプリ)が自社商品を顧客以外に知ってもらえる機会になり得るのか」という点については、47.5%が「フリマアプリ上で初めて知ったブランドがある」と回答した。
さらに、50.7%が「フリマアプリで初めて購入したブランドがある」。特に若年層では「ある」の割合が多く、10代で63.0%、20代で58.2%。これらにより、フリマアプリユーザーは、知らないブランドをフリマアプリを通して知り、購入まで行っているということが分かった。
フリマで認知→新品購入は2割も
フリマアプリ内でつながった新しい顧客は、ブランドのファンの予備軍になる。知らないブランドをフリマアプリ内で購入したことがあるユーザーに対して、その後の行動について聞いた結果、「そのブランドの店舗に足を運んだ」が18.1%、「WEBでそのブランドの新品を確認した」が51.4%だった。
さらに新品の購入にまで結びついたのは店舗が18.1%、WEBが13.6%で、どちらか一方で新品の購入に結びついたユーザーは20.2%という結果だった。若年層では「そのブランドの店舗に足を運んだ」と回答した割合が他の年代より高く、10代で35.3%、20代で22.8%だった。フリマアプリがブランドや商品を知るきっかけを作りだし、さらには新しい顧客を生み出しているということも浮かび上がった。
フリマで買う理由「安いから」
なぜフリマアプリで、買ったことのないブランドの商品を購入するのか。購入理由の1位は「価格が安いから」(77.3%)。購入したことがないブランドの商品を購入するときに、一次流通よりも安価に手に入るフリマアプリを利用するというのが新規ブランド購入の入り口になっているようだ。
また、「店舗やWEBサイトで売り切れの商品だから」(28.5%)や、「もう新品では販売されていない過去の商品だから」(34.7%)のように、フリマアプリだからこそ見つけられる商品があることも大きな購入理由となっていることが判明した。
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