2020.08.07 通販会社
新日本製薬3Q、コロナ禍で店舗苦戦も通販がけん引…EC売上は22%増
新日本製薬(株)が6日発表した2020年9月期第3四半期(19年10月~20年6月)決算は、売上高が前年同期比0.8%増の255億7300万円、営業利益は同1.6%減の25億5200万円、純利益が同1.2%増の15億9300万円となった。
通信販売チャネルが全体をけん引
消費税率引き上げに伴う前事業年度への売上前倒しによる反動の影響に加え、直営店舗販売・卸売販売チャネルと海外販売チャネルで新型コロナウイルス感染症による影響を一部受けたが、影響を受けていない通信販売チャネルがけん引した。
国内外EC売上高は前年同期比22.7%増の25億3900万円。特に国内ECが好調だった。パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズを利用中のユーザーに向けた、オールインワンジェルと併用できる季節限定商品の販売が好調に推移したことに加え、国内EC販売での新規顧客の獲得施策や外部ECモールへの積極的な広告投資により、売上高は前年同期を上回る結果となった。
店舗の臨時休業などで減収
直営店舗販売・卸売販売の売上高は前年同期比1.1%減の15億4600万円。バラエティショップや総合スーパーを中心に取扱店舗数の増加や売り場の拡大施策に継続的に取り組んだが、新型コロナウイルス感染症の影響による店舗の臨時休業や外出自粛による客数の減少により、売上高は前年同期を下回る結果となった。
海外販売は、売上高が4億8700万円となり前年同期比9.1%増となった。第1四半期は中国を中心に好調に推移した中、第2四半期は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、中国国内の物流停止や中国向け輸出の延期などが生じたことで、販売活動が一部影響を受けたが、海外EC販売の伸長により売上高は前年同期を上回った。6月にはベトナムでの展開も開始した。
新たな成長戦略として、ホームショッピング習慣の定着を追い風に、EC化をさらに加速させる施策を拡大するほか、自社ECサイトや自社スマートフォンアプリを活用し、ECの新規顧客獲得を進める。今秋には、4年連続市場シェアNo1のオールインワンジェルシリーズから、シワ改善と美白効果のオールインワンジェルを発売するほか、Afterコロナの新時代に向け、新たに「Smart Health Care事業」の立ち上げを明らかにした。
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