2020.08.07 調査・統計
シニアのスマホ利用者が77%に、「スマホでEC」は17%に
モバイルに特化した調査研究機関「MMD研究所」が6日公表した「2020年 シニアのスマートフォン・フィーチャーフォンの利用に関する調査」によると、スマホ利用者は77.0%になり、3G回線の終了が乗り換えのきっかけになっていた。
ケータイ所有率は約93%
調査期間は7月22~26日。予備調査として60~79歳の男女1万人に聞き、本調査はそのうちのスマホ所有者500人と、スマホへ乗り換えを検討しているフィーチャーフォンまたはガラホ所有者500人に絞って実施した。
1万人に「モバイル端末の所有」について聞いたところ、所有率は92.9%で、メインで利用している端末の内訳は、スマホが77.0%、フィーチャーフォンが17.3%、ガラホ(4GLTEケータイ)」が5.7%だった。19年と比べ、スマホ利用者は8.5ポイント増加、フィーチャーフォン利用者は同14.2ポイント減っていた。
フィーチャーフォン利用者は14pt減
シニア向けを含むフィーチャーフォンの利用者は、19年(5835人)の31.5%と比べ、14.2ポイント減少。12年(769人)の87.3%と比べると70.0ポイントの減少となった。
スマホシフト検討も44%に
フィーチャーフォンまたはガラホ利用者(2055人)の「スマホへの乗り換え意向」は、「いますぐにでも乗り換えたい」が2.9%、「いますぐにではないが、乗り換えを検討している」が41.1%となり、合わせて44.0%のシニアが乗り換え意向があることが分かった。
OLショッピング利用は17%
モバイル端末を所有している9964人に、コロナ禍に伴う外出自粛期間中、新しく始めたことや頻度が増えた習慣・行動について聞いたところ(複数回答可)、「部屋の片づけ」が18.2%と最も多く、次いで「映画・ドラマの視聴」が16.2%、「散歩」が13.7%だった。
習慣・行動が増えたと答えた4005人に、スマホを活用しながら行っていたものの有無を聞いたところ、「ある」が54.1%、うち最も多かったのが「オンラインショッピング」で17.0%、次いで「家族・友人との音声通話」が14.6%、「ゲーム」が13.8%という結果だった。
スマホ所有者500人に、利用を始めたきっかけ(複数回答可)を聞いたところ、「LINEなどのコミュニケーションツールを使いたかった」が25.6%と最も多く、次いで「家族にすすめられた」が24.8%、「地図・ナビゲーションを利用したかった」が19.8%となった。
スマホシフト検討理由は「3G回線終了」
乗り換え検討しているフィーチャーフォンまたはガラホ所有者の500人に、スマホを利用してみたいと思ったきっかけ(複数回答可)を聞いたところ、「3G回線がもうすぐ終了するから」が26.4%と最も多く、次いで「災害などの際に持っていたほうがいいと思ったから」が21.2%、「地図・ナビゲーションを利用したかったから」が18.2%となった。
スマホ所有者500人に、コロナ禍が拡大する中、スマホを利用していて良かったことを聞いたところ、「情報収集がしやすい」が26.6%と最も多く、次いで「家族・友人との音声通話が無料でできる」が25.0%、「暇な時間を潰せる」が17.8%となっていた。
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