2020.08.05 調査・統計
偽SMSによるフィッシング詐欺にご用心!6月ネット詐欺リポート
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)がこのほど発表した6月度の「インターネット詐欺リポート」によると、金融機関を装ったSMS(ショートメッセージサービス)から誘導されるサイト上で、不正アプリケーションをダウンロードさせ、情報を詐取するフィッシング詐欺が急増。4月は0件だったが、5月に10件、6月には397件にまで増加していた。
金融機関装う偽SMS→情報詐取
調査は、同社のセキュリティ対策ソフトウエア「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトを観測、分析した。この種のフィッシング詐欺は今後も増加傾向となる可能性が高く、継続して注意が必要としている。
主な手口は、金融機関を装った偽のSMSからフィッシングサイトに誘導し、Android端末からアクセスした場合は、不正アプリをダウンロードするように案内、iOS端末からアクセスした場合はログインIDやパスワードなどの認証情報を詐取される。
不正アプリDLで携帯番号悪用も
また、不正アプリをインストールした場合、ユーザーの携帯電話番号を利用しSMSが送信されてしまうほか、盗まれた携帯電話番号などの情報により通信事業者のキャリア決済が利用されてしまう可能性がある。
Android端末で不正アプリをダウンロードさせる詐欺にアクセスした場合の表示は、「セキュリティ向上のため、最新バージョンのChromeにアップデートしてください」といったポップアップ内容。同じくダウンロード前に表示されるダウンロード確認画面には「この種類のファイルはデバイスに悪影響を与える可能性があります。××を保存しますか?」など。
宅配業者装う手口も
金融機関だけでなく、同様の手口で宅配業者を装うフィッシング詐欺も発生しており、併せて注意が必要としている。同社が挙げるフィッシング詐欺被害防止のための注意点は3つ。「情報元不明のアプリのインストールは許可しない」/Androidの「設定」アプリ以下にある「セキュリティー」から、情報元不明のアプリのインストールは許可しないよう設定変更する。
「メールやSMSで案内されたURLが正規かを確認」/メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークから正規サイトへアクセスする。「SSL通信が提供されているかどうかをチェック」/個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに鍵マークが表示されない場合には、注意が必要。
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