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2020.07.08 通販支援

コロナ禍でシニア層のEC利用が拡大、首都圏で顕著に

 マーケティングリサーチ会社の(株)アスマークが7日発表した「新型コロナウイルスによるシニアのライフスタイルの変遷」に関する調査によると、EC利用やキャッシュレス化、宅配利用などへの積極性がみられた一方、「首都圏」と「その他」の在住者では、それぞれ10ポイント前後の差で首都圏在住者の活用ぶりが目立っていた。



 新型コロナウイルスによる影響を受け、地域や世代問わず、ライフスタイルに変化が起こっている。アスマークは60~79歳のシニア世代の生活変遷へ焦点を当て、コロナ禍前後の行動や気持ちのコントラストを分析した。調査日は5月8~12日。全国の計600人に聞いた。

緊急事態宣言後、キャッシュレス利用が全体で32%

 緊急事態宣言発令後に増えた行動について。1都3県在住の60~70代女性はキャッシュレスやインターネット、宅配などのツールを積極的に活用していた。一方、首都圏以外のシニア男性にはまだ利用されていない現状が明らかになった。
 
 キャッシュレスの利用は、全体で38.2%。首都圏在住者は43.8%、その他全国は32.4%だった。利用率が高いのは女性で、特に65~69歳が45.3%、70~74歳が44.0%、75~79歳が46.7%と、平均を大きく上回っていた。

ネット購入は全体で23%、首都圏では33%

 ネットでの日用品の買い物は、全体で28.2%。首都圏在住者は32.9%で、その他は23.3%。男性60~64歳が最も低くて18.7%。ここでも、女性の利用が多かった。宅配の利用は全体が23.0%となり、首都圏在住者が28.9%、その他が16.9%だった。

 ネット利用に関連して、シニアが自宅でどのような時間を過ごしたのか、どのようなサービスの需要が増えたのか――。1位は「インターネット検索」(42.3%)、2位が「メールやチャット」(27.3%)、3位が「ネットで動画や音楽鑑賞」(23.7%)となっていた。




 アスマークは「シニア世代の積極性がうかがえる結果で、特に70代女性のネット利用が大幅に促進されたのが特徴。自粛生活が利用促進のきっかけになったものと考えられる」と分析している。

■アスマーク






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